「ジョイントマットを敷いたけど静電気が発生しやすくなってしまった!」
ジョイントマットは、赤ちゃんの安全や防音、防寒など様々な用途に重宝しますが、その一方で、静電気が発生しやすくなったという声も聞かれます。
「バチッ!」とくるあの瞬間は痛くて怖くて嫌なものですよね。赤ちゃんに痛い思いはさせたくありません。
そこで、このページではジョイントマットの静電気の発生原因や、赤ちゃんに痛い思いをしない為の対策を紹介していきます。
Contents
静電気はなぜ発生するのか
赤ちゃんのジョイントマットの静電気対策の前に、その発生原因を知っておきましょう。
主に以下の3つがあげられます。
静電気は動かない物質には発生しない
ジョイントマットと赤ちゃんにも静電気は帯電している
ジョイントマットに掃除機をかける時も
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
静電気は動かない物質には発生しない
静電気は、物質が同士が摩擦して電子の電気的極性が一方に片寄ってしまい、静電気が帯電してしまうのです。
つまり、人間は日常生活の中で動くだけで、いたるところが摩擦して静電気は、帯電しているのです。
ジョイントマットと赤ちゃんにも静電気は帯電している
ジョイントマットを敷いて、静電気が発生しやすくなった考えられる理由は、赤ちゃんが「ズリばい」や「ハイハイ」をするのが原因かもしれません。
先の項でも説明したように、静電気は物質同士の摩擦で起こり帯電します。
特に、赤ちゃんが活発的に「ズリばい」や「ハイハイ」するようになると、ジョイントマットとの摩擦も多くなります。
特に「ズリばい」や「ハイハイ」などの動きは、ジョイントマットとの接触面積が大きくなります。
なので、よりジョイントマットと赤ちゃんに、静電気が帯電しやすくなっていると、言えるでしょう。
ジョイントマットに掃除機をかける時も
掃除機をかけたり、ホウキで掃いたりした時も、ジョイントマットを擦る事になります。
なので、摩擦で静電気を帯電している可能性が大いにあります。
このように、さまざまな原因でジョイントマットと人間は、静電気を帯びているのです。
ジョイントマットの静電気防止対策
赤ちゃんに静電気で痛い思いをさせないための対策を紹介していきます。
以下の3つがあります。
湿度管理で静電気対策
赤ちゃんの衣服の組み合わせを変える
ジョイントマットや赤ちゃんに触れるときは面で触れる
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
湿度管理で静電気対策
まずは、ジョイントマットそのものより、まず部屋の湿度を調節することで、静電気の対策をしていきましょう。
静電気に乾燥は大敵です。
寒い冬は、エアコンやヒーター、ストーブ等の暖房器具の仕様で部屋の中は、乾燥しがちになります。
湿度が35%以下になると静電気が起こりやすくなります。
乾燥する冬の時期は、加湿器などを使って湿度調整をおすすめします。
ただし、湿度は50%~60%の間で調節しましょう。
湿度が65%以上になると、カビの発育に最適な湿度になってしまい、ジョイントマットにカビが生える原因になりかねません。
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参考記事:ジョイントマットで寒い冬の防寒対策!効果抜群な使い方とは?
赤ちゃんの衣服の組み合わせを変える
ジョイントマットもそうですが、赤ちゃんには出来るだけ、静電気を帯電させたくありませんよね。
そこで、赤ちゃんの衣服を出来るだけ、静電気を帯電しにくい組み合わせにしましょう。
衣服の繊維にはプラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材ものがあります。
マイナス
●塩化ビニル
●ナイロン
●レーヨン
●絹
●皮
●綿
●麻
●ポリエステル
●アクリル
プラス
プラスとマイナスが、離れている組み合わせほど、静電気を帯電しやすい組み合わせとなります。
なので、赤ちゃんの衣服をジョイントマットの素材に近い素材にするか、綿素材を着せるようにしてはいかがでしょうか。
ジョイントマットや赤ちゃんに触れるときは面で触れる
ジョイントマットに触れる時や、ジョイントマットの上にいる赤ちゃんを抱っこする時は、点で触れるのだはなく、面で触れるようにしましょう。
ジョイントマットの上にいる赤ちゃんを抱っこする時などは、指先の点から触れるのではなく、思い切って掌の面で触れるようにすれば、あの嫌な「バチッ!」という静電気の火花放電は起こりません。
火花放電が怖く、恐る恐る指先から触れてしまいがちですが、これは逆効果、指先で触れると、一点集中で静電気が放電され痛みを感じてしまいます。
しかし、掌の広い面積で触れることで、静電気の火花放電は防止出来るので、ジョイントマットから赤ちゃんを抱っこする時は、恐からずに思い切って掌で触れるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんに痛い思いをさせないために、ジョイントマットの静電気防止の対策を紹介してみました。
ジョイントマットと赤ちゃんに溜まった静電気は、自分も痛い思いをして不快ですよね。
今回紹介した3つの対策は、金をかけずに、今すぐ簡単にできるものなので、ぜひ実践してみてください。