「チェストベッドが欲しいけど湿気とほこりが気になる・・・」
チェストベッドは、引き出しとその反対側に長物を入れることができ、抜群の収納力をもっているので、押入れやクローゼットの無い1Kやワンルーム、狭い寝室に有能なベッドです。
しかし、チェストベッドや、その他の収納付きベッドは、湿気やほこりがたまりやすく、「カビやダニの原因になってしまうんじゃないか」と言う不安な声も聞かれます。
そこで、このページではチェストベッドに魅力は感じているけれど、湿気やほこりの問題で悩んでいるあなたのために、それらを解決する方法を紹介していきます。
目次
チェストベッドの湿気対策
チェストベッドに限らず収納付きベッドには湿気と言う問題があります。
チェストベッドの湿気対策は、引き出しや収納庫に湿気が行かない様にすることと、内部の湿気を取ることが重要です。
部屋の湿度に気を配る
チェストベッドだけでなく、あらゆる種類の収納付きベッドの湿気対策は、その部屋の湿度を上げない事が大前提。
チェストベッドに、いくら湿気対策を施しても部屋自体に湿気が篭っていては、意味がないですよね。
なので、まずは部屋の湿度に気を配り、湿気逃がす様に心がけましょう。
部屋の湿気を逃がす主な方法
1.毎日部屋の窓を開けて換気
2.換気扇があれば回す
3.エアコンの除湿機能を使う
4.除湿機を使う
などの方法で、こまめに換気を行い湿気を逃がしてあげましょう。
部屋の湿度が下がれば当然、チェストベッドへの湿気も少なくなるでしょう。
除湿シートを使う
チェストベッドの収納庫に、ほこりが行かないようにするために、床板はすのこではなく一枚の板を選ぶようにすれば良いと言う意見があります。
しかし、そうすると、人が寝ている間に掻いた汗による湿気が、マットレスを通って床板との間に篭もり、マットレスにカビを発生させる原因になりかねません。
なので、マットレスと床板の間に除湿シートを敷いて、湿気を逃がしてあげる必要があります。
こうすることで、マットレスのカビを防ぎチェストベッドの収納スペースに湿気が行くのを少なくすることができるでしょう。
収納スペースに湿気取りを置く
ここまで、チェストベッドの内部に湿気を行かないようにする方法を紹介しましたが、やはり完璧に行かないようにするのは、不可能と言えるでしょう。
そこで、チェストベッド内部の湿気を取る為にアイテムを使用しましょう。
除湿剤や乾燥剤などを、チェストベッドの引き出しなどに入れて、内部の湿気を取り除いてあげましょう。
参考記事:収納付きベッドの湿気が気になる人は注目!悩み解決5つのポイントとは?
チェストベッドのほこり対策
次に、チェストベッドのほこり対策を紹介していきます。
ほこりの原因のほとんどは、綿ホコリになります。着ている衣類や布団、絨毯、カーテンなどの布製品から発生しています。
なので、チェストベッドに限らずベッド周りは、掛け布団やマットレスといった布製品を多く使うので、ほこりが溜まりやすい場所と言えます。
部屋の掃除
チェストベッドのほこり問題解消の方法としてまずは、部屋をこまめに掃除する事が重要です。
チェストベッドのフレーム内部に、ほこりが侵入しなようにするには、部屋自体のほこりの量を減らす努力をしなければなりません。
そのためには、効率的に部屋の掃除をしましょう。
効率的に、部屋のほこりを除去する掃除術のポイントは、以下の4つです。
掃除のタイミング
ほこりを効率的に除去するには、掃除をするタイミングが重要です。
ほこりは目には見えませんが、部屋の中で人が動くと空気が流れて常に空中に舞っている状態です。
その状態で、掃除をしても空中に舞っているほこりを除去することはできません。
なので、掃除をするベストなタイミングは、人の動きがなく空気が流れていない状態で、ほこりが全て地面に落ちた時です。
一度舞ったほこりが、床に落ちるまで最長で9時間掛かるので、夜寝静まった後の朝起きてすぐ、
もしくは、一人暮らしでフルタイムで働いている人なら、仕事からの帰宅後すぐが良いでしょう。
窓を開けない
部屋の掃除をするときに窓を開けるのは最悪です。
窓を開けると、空気が大きく流れるのでせっかく床に落ちたほこりが、再び空中に舞っていまいます。
そうすると、終わった後にまたほこりが積もってしまいますので、窓を開けるのは掃除が完全に終わってからにしましょう。
上から下へ
ほこりは上から下へ落ちてきますので、高い場所から始めて、低い場所で終わるようにしましょう。
床にモップをかけてから、チェストベッドやその他の家具のほこりを落とすと、それが下に落ちてまた掃除するハメになっています。
掃除機を掛ける前にモップを
床に落ちたほこりは、再び舞い上がってしまう前にモップ掛けて取るのが、正しい手順と言えます。
掃除機は、モップ掛けの後に仕上げとして行うのが良いでしょう。
以上が、部屋のほこりを効率的に除去する掃除のポイントです。
部屋のほこりが少なくなれば当然、チェストベッドの収納スペースに侵入してくるほこりの量も少なくなります。
引き出しはBOX構造
チェストベッドの引き出しは、構造によってはほこりが侵入しやすくなっているのもがあるので注意が必要です。
チェストベッドのほこりで悩んでいるなら、引き出しは「BOX構造」になっているものを選ぶのが良いでしょう。
BOX構造とは、チェスト(引き出し)がしっかりとした板で外側を囲われた状態で、ベッドの下に独立して入っている構造です。
フレーム自体が、チェストの一部になっている通常の組立ベッドとは違い、組立も簡単でその構造上、強度も高くなっています。
ベッドの床は一枚板
チェストベッドは、引き出しの反対側が大型の収納庫になっていますが、その蓋となるベッドの床は、すのこ仕様ではなく一枚の板になったものを選ぶ方が良いでしょう。
すのこ仕様は隙間があるので、マットレスから出るほこりが下に落ちて行ってしまい、荷物がほこりを被る量を増やしてしまうことになるのです。
なので、チェストベッドの床板はすのこではなく、ほこりを通さない一枚の板になったものを選ぶようにしましょう。
おすすめのチェストベッド3選を紹介
今回のチェストベッドの湿気とほこり対策の内容に該当するおすすめの商品を探してみたので厳選して3つ紹介していきます。
【Steady】ステディ
太っ腹な収納力でクローゼットやタンスがなくて困っていたものが一気にスッキリ片付くチェストベッド。
引き出し部分はほこりが入りにくいBOX構造で、工場でしっかりと組立られた完成品の状態でお届け。
【VoLumen】ボルメン
収納バランスに優れた大容量の使いやすいチェストベッド。
引き出しは密閉性の高いBOX構造、ほこりとマットレスから伝わるの湿気も防いで清潔に収納できます。
【Fu-ton】ふーとん
布団が入る引き出し付きチェストベッド【Fu-ton】ふーとん
布団も入る大型の引き出しが魅力のチェストベッド。引き出しは完成品だから取り付け簡単、更にBOX構造でほこり対策もバッチリ。
まとめ
チェストベッドの湿気とほこりの問題について対策を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
チェストベッドは、収納付きベッドにありがちな湿気の問題と引き出しのほこり問題が、ついてきます。
しかし、部屋の換気や掃除、その他BOX構造を選ぶことや、ちょっとしたアイテムの使用で、意外と簡単に解決することができます。
チェストベッドは、ほこりや湿気の対策がしっかりと出来れば寝る場所と収納の両方が手に入るので非常に便利なベッドと言えるでしょう。