「ベッド下収納のほこりやカビが気になる!」
ベッド下を収納に使うのは、部屋の空間を有効に使えるのでお得感がありますよね。
しかし、ベッド下に収納を考えたとき、隙間からほこりが入ったり、湿気で下のものにカビが発生してしまうのではと心配があると思います。
せっかくベッド下を収納で有効に使ったとしても、中のものがほこりまみれになったり、カビを発生させては元も子のありません。
そこで、このページではベッド下の収納スペースのほこりとカビ防止策を考えてみたので、紹介していきます。
目次
ベッド下に収納空間がある場合のほこり対策
ベッドに高さがあって下に空間がある場合、そこは上手に収納スペースとして、利用したいものですよね。
ベッド下の空間に置いたものを、ほこりやカビから守るのには、どうすれば良いのでしょうか。
以下の5つの対策が考えられます。
密閉できるボックスに収納してほこり対策
ボックスに乾燥剤や除湿剤を入れる
静電気防止の柔軟剤でほこり対策
空気清浄機を使う
布団をたたき過ぎない
こまめに掃除
それぞれの、ベッド下のほこりとカビの対策を詳しく見ていきましょう。
密閉できるボックスに収納してほこり対策
ベッド下の空間を収納に使う場合は、ふたをロックできる、密閉度のあるプラスチックのボックスに、ものを入れほこりを防止しましょう。
ふたをロックできる、プラスチックボックスなら、密閉度が高いので、衣類や小物などのものを入れてベッ下に置いておけば、ほこりの侵入を防いでくれます。
ボックスに乾燥剤や除湿剤を入れる
ベッド下にプラスチックボックスで収納したら、その箱に乾燥剤や除湿剤を入れておきましょう。これはボックス内の湿気を除去してカビの発生を防ぐためです。
人は眠っている間に約コップ1杯分の汗をかくと言われています。となればベッド周辺は湿気が多い空間と言えるでしょう。
その湿気が、ベッド下へも流れて行き収納したものにカビの発生を与える可能性が、あるでしょう。
その対策として、密閉されたボックスと乾燥剤や除湿剤の2重効果で、カビを発生させないようにしましょう。
静電気防止の柔軟剤でほこり対策
次に、ベッド下に置いたプラスチックボックスの柔軟剤を塗布して、ボックスに付着するほこりの対策をします。
これは、柔軟剤に含まれる陽イオン界面活性剤で静電気の発生をおさえます。
静電気の発生をおさえることで、ベッド下のボックスのほこりを少しでも付きにくくするためです。
柔軟剤を入れた水で、雑巾をしぼりボックスを拭いていきましょう。これによりほこりの付き方がかなり違ってくるでしょう。
空気清浄機を使う
ベッドを設置している部屋に、空気清浄機を使ってほこり対策をみましょう。
近年の空気清浄機の機能なら、ほこりや花粉、静電気を除去してくれるので、それを部屋に使えば、ベッド下のほこりとカビの対策には非常に効果的、強い味方になってくれるでしょう。
布団をたたき過ぎない
敷布団や掛け布団を、ベランダなどで天日干しすることもあるでしょう。
その時、布団を布団たたきで「バン、バン、バン!」と強くたたいてほこりを払う姿を、見たり自分でもやっていることがあると思います。
しかし、この行為は布団の中の綿やシーツの繊維を劣化させてしまい、結果的にほこりの発生量を増やすことになってしまいます。
そうすると、ベッドで布団を使用した場合、ほこりがベッド下に舞い落ちてしまい荷物に被ってしまうでしょう。
布団叩きでたたくのではなく、布団クリーナーでほこりを除去しましょう。
こまめに掃除
上記の5項目を実践しても全く掃除をしなければ、ほこりやカビからベッド下の荷物を守れません。
こまめにベッド下のボックスを拭き掃除したり、ボックスを移動させて床のほこりを掃除しましょう。
掃除をする時間帯は、朝イチか仕事から帰った帰宅後をおすすめします。
理由は人が家の中で活動している時間帯は人の移動時の空気の流れなどで、ほこりは常に空中を舞っています。
従って、人が寝静まってからの朝一や仕事で長時間、留守にしていたあとはほこりは床などに舞い落ちている状態なので
そのときが、掃除のベストの時間帯になるのです。
ベッド下に引き出し付きの場合
上記の写真のような床板がすのこになった引き出し付きのベッドの最大の弱点は、すのこの隙間からほこりや湿気がベッド下に降りてしまうことです。
ベッド下に引き出しがあって、そこに衣類や小物などをしまっている場合、ほこりや湿気から守るにはどうすれば良いのでしょうか。
基本的には前項の「ベッド下に空間がある場合」を踏まえて、追加のポイントを考えてみたので紹介していきます。
参考記事:収納ベッドの湿気が気になる人は注目!悩み解決5つのポイントとは?
袋詰めにしてから収納
部屋の換気を心がける
除湿機を使う
マットレスや布団を干す
それぞれの、ベッド下のほこりとカビの対策を詳しく見ていきましょう。
袋詰めにしてから収納
ベッド下の引き出しに入れる前に、ビニール袋やポリ袋に収納したいものを入れておきましょう。
こうすることで、ベッドの上から舞い落ちるほこりや湿気から荷物をある程度、守ることができます。
さらに、袋の中に除湿剤や乾燥剤を入れておくとほこりだけでなく湿気、カビ対策にもなるでしょう。
部屋の換気を心がける
ベッド下の引き出しに対して、どんなにほこりやカビの対策をしてもベッドを置く部屋自体に、ほこりと湿気がたまっていては意味がありません。
毎朝、起床したら窓を開け、部屋のドアを開け、空気の通り道を作り部屋の換気を行います。換気扇も回します。
部屋の換気をして湿気を逃がすのは、カビ対策の基本で最も効果の高い方法です。
除湿機を使う
引き出しが付いたベッドを置いてる部屋に、除湿機を使ってカビ対策をしましょう。
湿度が高くなる梅雨の時期は特に湿気がたまりがちです。
毎朝の部屋の換気と合わせて、除湿機の力も借りてカビからベッド下の収納庫を守りましょう。
マットレスや布団を干す
ベッドに敷いているマットレスや敷布団を、定期的に干すようにしましょう。
マットレスや敷布団にたまった湿気が、ベッド下の収納庫に降りて行かないように天日干しもしくは陰干しを行います。
布団はベランダに干せると思いますが、マットレスは大きくてベランダまで運べないという場合は、マットレスを立て掛けて置くだけでもかなりの湿気対策になるでしょう。
おすすめ3選
ベッド下の収納スペースのほこりとカビの対策を紹介しましたが、それらを踏まえて造られた、おすすめの収納付きベッドを探してみたので、厳選して3つ紹介していきましょう。
参考記事:収納ベッドのメリットとデメリットの解説と「マジで便利」おすすめ3選を紹介します
Steady ステディ
ほこり対策、頑丈さ、組み立てのしやすさの三拍子がそろうBOX構造のチェストタイプ。
ベッド下のほこり対策として有効なのはBOX構造になった引き出しです。
一般的な、ベッド下の引き出しは組み立てが複雑な上に、隙間ができるのでほこりがたまることがよくあります。
それに比べ、BOX構造の引き出しなら3辺をしっかりと囲った構造なので、隙間がなくほこりが入りにくい仕組み。
さらに、引き出し部分が1つの完成品として届くので、組み立てる手間も少なくなります。
ステディは、ベッド下の収納力も抜群、5杯の引き出しとその反対側は長物も入る広いスペースがあり、たくさんの荷物を整理してしまいたい人におすすめ。
参考記事:チェストベッドのほこりと湿気を解決!簡単すぎる3つの方法教えます
Prostor プロストル
通気性と収納力の両方を兼ねそなえたガス圧式跳ね上げベッド。
ベッド下のほこりと湿気を防ぐ構造のすのこタイプの床板を使用。
床板は、丈夫な天然木すのこをふんわりした生地で包み込んだ今までにない新構造、通気性を確保し湿気を逃がしつつ表面の生地が、ベッド下へのほこりの侵入を防ぎます。
また、フレームには床板を持ち上げる際の手掛け加工がされており、そこからベッド下内部の湿気を逃がしカビの防止に役立ちます。
収納量は、ベッドサイズがセミシングル・シングル・セミダブルの3種類、フレームの深さがレギュラー・ラージ・グランドの3種類とそれぞれ選択でき、最大で830リットルの容量をベッド下に収納が可能。
プロストルは、ほこりとカビの予防、大容量収納を兼ねそなえた優秀なベッドと言えるでしょう。
Mysel マイセル
組み立てが簡単、搬入も楽、通気性とベッド下に収納力があるのが自慢のガス圧式跳ね上げベッド。
マイセルは、先に紹介したプロストルとほぼ同様の構造で機能、サイズ、収納力は同じです。
1つの大きな違いが、床板が分割式になっているという点です。
ベッド下の収納効率が良い跳ね上げ式ベッドですが、部材が多く重いために「搬入と組み立てが大変」と言う理由で諦めた人も多いと思います。
その点、マイセルは分割式ですので梱包サイズも従来の半分になり、階段や部屋の入り口への搬入が楽にできます。
さらに、床板が分割式になっているもう一つのメリットが、組み立てが簡単になるという点です。
ガス圧式跳ね上げ式収納ベッドの組み立てで、最も苦労するのが重い床板の設置です。
マイセルの床板は、分割させているので重量は10kg以下、組み立て時の負担が軽減されます。
湿気を逃がしほこりを防ぐ、ベッド下は大容量、組み立て負担の軽減と非常に優れた跳ね上げ式ベッドと言えるでしょう。
参考記事:跳ね上げ式ベッドの使い勝手はどう?購入前に知っておきたいメリット・デメリット!
ベッド下の収納ほこりとカビ対策まとめ
ベッド下の収納スペースのほこりとカビ対策を考えてみましたが、いかがでしたでしょうか。
ほこりと湿気がこもると、そのほこりと水分を栄養としてカビが発生する可能性が高くなり、カビが発生してしまうと、それを餌にするダニも増えてしまいます。
ベッド下の収納は、狭い部屋でも空間を有効に使えるので便利ですが、中の荷物のほこりやカビには特に注意しなければなりません。
せっかくのベッド下の収納スペースなので、ほこりやカビ対策をして上手にして有効活用したいものですよね。
ベッド下の収納スペースのほこりとカビでお悩みの方は、今回紹介した内容を参考にして、ベッド下を思う存分活用していただければ幸いです。