「折りたたみベッドのおすすめとメリット・デメリットを知りたいんだけど・・・」
自分で使う、もしくは子供の進学や就職に伴う一人暮らしの部屋に、年老いた両親へ、さらに来客用など人気の折りたたみベッド。
引っ越し時にも、据え置き型ベッドに比べると非常に運搬しやすく、転勤が多い人にも便利。
しかし、機能や利便性は商品によってそれぞれに種類や特徴があるので、どのようなタイプが使用者に合っているのか分からないですよね。
目的や生活環境が違えば、その人に最適なおすすめの折りたたみベッドも当然違ってくるでしょう。
自分用、プレゼント、どちらにしてもベストなものを選びたいですよね。
そこで、このページでは目的や機能、状況別に折りたたみベッドのおすすめとメリットデメリットを紹介していきます。
目次
折りたたみベッドのおすすめ12選
おすすめの折りたたみベッドと言っても、人それぞれに求める機能や、使い勝手は違いますよね。
寝心地を重視する人、頑丈さを重視する人、デザイン性にこだわる人、価格を気にする、通気性が良いもの、などさまざまです。
全てを兼ねそなえた万能な折りたたみベッドがあれば、それをおすすめしたいのですが、どんなものにも一長一短がありそうはいきません。
そこで、目的や機能、状況を7つに分類してそれぞれに合ったおすすめの折りたたみベッドを紹介します。
寝心地
高齢の両親に
来客用
通気性が良い
和室に合う
棚・コンセント付き
安い
では、使用目的や状況に合ったおすすめの折りたたみベッドを詳しく見ていきましょう。
寝心地
寝心地を重視したい人にとってのおすすめは、マットレス一体型の折りたたみベッドです。
その中でも、どんな種類のマットレスが一体になっているのかが寝心地を左右するでしょう。
寝心地の好みは、人それぞれでパーソナルな部分が多いので一概には言えませんが、寝心地にこだわって作られた、おすすめの折りたたみベッドを紹介します。
【MORIS】モリス
もこもこの形状のマットレスが目を引く、寝心地が抜群のおすすめ折りたたみベッド。
独自に開発した『特許取得済み』のもこもこの凹凸形状が体圧を分散してくれます。
この、もこもこの形状の利点は下の図のように
一つ一つに独立した8つのマットレスが、体に合わせて適度に沈み、いくつもの小さな面で支えてくれるので、しっかりとした寝心地を体感させてくれるところでしょう。
この構造が、ウレタンマットレスの中では高い体圧分散性を実現し、体に負担の少ない寝姿勢を維持してくれるのです。
また、ヘッド部4段階、背部14段階の合計56通りにリクライニングできるので、睡眠以外のくつろぎの時を好きな姿勢で過ごせます。
以上の事から、【MORIS】モリスは寝心地や居心地に妥協したくない人に、おすすめの折りたたみベッドと言えるでしょう。
低反発ポケットコイル折りたたみベッド
包み込まれるような、やわらかい寝心地が好みの人に、特におすすめしたい折りたたみベッド。
低反発ウレタンと、ポケットコイルの2つを合わせた構造が特徴です。
低反発ウレタンの包み込まれるような感覚と、身体の各部位の重さに合わせて独立して凹むポケットコイルの優れた体圧分散性が合わさったマットレス。
負担をやわらげ、横向きでも快適なので睡眠以外でもくつろぎの場としても、使えるでしょう。
低反発ウレタンと、ポケットコイルの特徴からやわらかい寝心地を好む傾向にある、女性におすすめしたい折りたたみベッドです。
極厚収納式電動リクライニング折りたたみベッド
寝返りのしやすい硬めの寝心地が好みの人に、おすすめの折りたたみベッド。
高反発ウレタンと、ボンネルコイルスプリング仕様の極厚14cmのマットレスで、高級ベッドのような寝心地を実現。
角度は自在!無段階の電動リクライニング式なので、使用者の好みの角度に調節できるので体に負担をかけない体勢が得られます。
適度な反発力のあるマットレスなので、寝返りもしやすく快適な眠りを支えてくれます。
また、腰部には高反発ウレタン入りで、腰に優しい設計で腰痛持ちの人にもおすすめ。
高齢の両親に
高齢の両親が、床に布団を敷いて寝ていた場合、毎朝の起き上がりがつらくなってくることもあるでしょう。
両親をベッドで寝かせたいと思ったときに、手軽に用意できる折りたたみベッドを考える人もいるでしょう。
折りたたみベッドに、高齢の両親を寝かせる場合は、電動リクライニング機能が付いたものがおすすめです。
本格的な、介護ベッドはまだ必要じゃないけど、毎朝の起き上がりが少ししんどくなってきたときに便利な折りたたみベッドを紹介します。
高床式高反発電動折りたたみベッド
腰のつらい方や、高齢者の立ち座りを楽にするおすすめの折りたたみベッド。
高い弾性で、全身を支える高反発ウレタンとリクライニングを起すことで、体の起き上がりをサポートしてくれ、さらに手すり付なので立ち座りもらくです。
また、手すりにはリモコンや新聞など、小物をサッと取り出せる収納ポケットが付いているのもおすすめポイント。
マットが選べる電動折りたたみベッド
ボンネルコイルとポケットコイルの2種類のマットレスから選べる、おすすめの折りたたみベッド。
ボンネルコイルとポケットコイルは、据え置き型のベッドに使用されている構造のマットレスなので、安定した寝心地を手にいれる事ができます。
無段階での電動リクライニングと立ち座りの時に、活躍する手すりが付いているので足腰に不安のある高齢者に、おすすめの折りたたみベッドです。
来客用
母親が、家に泊まるに来たときの寝床って、思いのほか困ったりしますよね。
普段は、部屋の隅や家具の隙間に収納しておいて、不意の来客のときにサッと取り出せる。
そんな、お手軽なおすすめの折りたたみベッドを探してみました。
『Levita』
⇒折りたたみベッド『Levita』はこちら
広げやすく折りたたみやすい、来客用におすすめの折りたたみベッド。
来客時だけ使うのであれば、気軽に楽に設置したいですよね。
『Levita』は、安全ストッパーを外して持ち上げるだけの簡単な動作で、女性でもサッと折りたたみが可能。
折りたたみ時は、(約)幅96×奥行き35×高さ108.5cmで必要のないときは、省スペースで収納できるので場所を取りません。
また、低反発ウレタン入りのマットレスが付いているので、敷布団を用意する必要もありません。
省スペースと、お手軽な開閉で来客専用におすすめしたい折りたたみベッドです。
通気性が良い
折りたたみベッドに、通気性の良さを求めるならおすすめしたいのが、『すのこタイプ』です。
すのこの隙間から、空気が通るので通気性が抜群、なので布団を敷いた状態で折りたためば、部屋の中でも手軽に布団を干せます。
ベッドで寝ていると、どうしても湿気が気になります。
しかし、日々の仕事や、家庭のことで忙しく布団をベランダに干す時間がなかなか取れない。
そんなときにも、折りたたみベッドならベランダに布団を干す手間を省くことが出来るのです。
ここでは、すのこタイプの折りたたみベッドを探してみましたので紹介していきましょう。
折りたたみ樹脂すのこベッド
⇒折りたたみ樹脂すのこベッドはこちら
通気性が抜群で、湿気を逃がしカビに強いおすすめの『すのこタイプ』の折りたたみベッド。
抗菌樹脂加工のポリプロピレンをすのこに使用しているので、お手入れも簡単でカビに強く毎日、衛生的に就寝できます。
すのこには、下記の画像のように通気穴が空いています。
これによりさらに通気性が良くなるので、快適度がアップ。
ベッドとして使わないときは、布団を掛けたままスタンド式にして風通しや日当たりの良い場所に移動させれば湿気対策になります。
布団の湿気や蒸れが気になる方、黄砂や花粉が気になりベランダに干したくない人に、おすすめしたい折りたたみベッドです。
【-Aile-エール】
吸湿性に優れる天然の桐を、すのこにしたおすすめの折りたたみベッド。
天然の桐は湿気を防ぎ、調湿効果もあるので布団に付いた湿気やこもった熱を循環させてくれます。
また、桐は国産の木材の中でも最も軽く移動しやすい、柔軟性と弾力性もあるので、すのこタイプの折りたたみベッドには最適の素材と言えるでしょう。
さらに、桐にはタンニンを多く含むために防虫効果もあり、布団をダニや害虫から守ってくれることが期待できます。
天然の桐を使用した、折りたたみベッドは通気性を求める人に、最もおすすめしたい一品です。
参考記事:すのこベッドのメリットとデメリット!知っておくべき3つのポイントとは?
和室に合う
折りたたみベッドのフレームは、スチールパイプで製造されているものが多く、インテリア的にはフローリングの部屋に向いていると言えるでしょう。
しかし、畳の部屋つまり、和室で折りたたみベッドを使用したいと考えている人もいると思います。
限りある部屋数の中で、寝室として使う部屋が、畳敷きの和室になった。もしくは同居している両親の部屋が和室、など。
畳の部屋のスペースを有効に使いたい、そんなときにおすすめしたい和室のインテリアに合う折りたたみベッドを探してみました。
らくらく折りたたみ式 キャスター付き畳ベッド
⇒らくらく折りたたみ式 キャスター付き畳ベッドはこちら
畳仕様で和室のインテリアにぴったりの、おすすめ天然木のキャスター付き折りたたみベッド。
軽い力で誰にでも、女性でもサッと折りたためて簡単に移動できる。
お掃除もらくらくで、和室のスペースを有効に使えます。
しかし、畳の部屋にキャスター付きの折りたたみベッドだと、畳に傷や凹みが付いてしまう心配があるのではないでしょうか。
この折りたたみベッドは、
フレームが畳に均一に接するので、キャスター部分に荷重が、かかりにくい構造になっています。
により畳やカーペットの上で使用しても痕が付きにくいのです。
また、畳の下はすのこになっているので、通気性にも優れ和室の畳に直接敷布団を敷くよりも湿気をさっぱり発散してくれます。
らくらく折りたたみ式キャスター付き畳ベッドは、和室には特に有効でおすすめしたい一品です。
参考記事:畳ベッドの7つメリットと5つのデメリット!気になるポイントとは?
棚・コンセント付き
便利機能として、ヘッドボードに棚やコンセントが付いたベッドを求める人も多いことでしょう。
棚とコンセントがあれば、小物を置いたりスマホの充電ができて便利。
特に、一人暮らしの人はスマホのアラーム機能を目覚まし時計の替わりに使う人も多いです。
となれば、睡眠中のスマホ充電のための棚やコンセントは、必須と言えるでしょう。
ここでは、棚とコンセントが付いたおすすめの折りたたみベッドを紹介します。
収納式リクライニング折りたたみベッド
おしゃれな木製棚と、コンセント付きのおすすめ折りたたみベッド。
小物も置ける棚付きでベッドまわりをスッキリ。コンセントも付いているので充電中のスマホも置いておくことができます。
ハイバック仕様でゆったりリクライニング、寝るだけでなくソファーがわりにくつろぐことができる点もおすすめポイント。
ストレートでシンプルなデザインなので、どんなお部屋にも違和感がありません。
『Arche-アルシュ-』
⇒折りたたみ すのこベッド『Arche-アルシュ-』はこちら
すのこ仕様で、通気性が抜群の宮コンセント付きのおすすめ折りたたみベッド。
二口のコンセント付き宮棚で、枕元がとても便利です。スマートフォンの充電や就寝前の読書用のライトをつなぐこともできます。
吸湿性に優れた天然桐を使用したすのこで、梅雨のジメジメや冬の結露対策にもおすすめ。
寝てよし、腰掛けてよし、折りたたんで布団を干してもよし、の3WAY折りたたみベッドです。
安い
折りたたみベッドは、据え置き型ベッドと比較して安いこともおすすめポイントの1つです。
価格が安いことは誰にとってもメリットです。特に若い一人暮らしは経済的に、余裕があまりない人も多いでしょう。
ここでは、折りたたみベッドの中でも、特に安いものを探してみたので紹介していきます。
収納式14段階リクライニング折りたたみベッド
シングルサイズで価格が、15,000円を切る!とにかく安い、おすすめの折りたたみベッド。
コンパクトに折りたたんで、収納できるので場所も取らず、狭い部屋も広々使えます。
折りたたみベッドは、シングルが主流ですが、こちらの商品はセミダブルもあります。
部屋は広く使いたいけど、寝るときはゆったり眠りたい人には、セミダブルもおすすめ。
折りたたみベッドの7つのメリットとデメリット!
「折りたたみベッドのメリットとデメリットを知りたい!」
息子や娘の子供部屋デビューや大学の進学に伴う一人暮らし、または来客用や年老いた両親のためにと、新たにベッドが必要になった場合に折りたたみベッドを選択する人もいるでしょう。
しかし、据え置き型のベッドに比べて折りたたみベッドは、使い勝手も大きく変わってしまいます。
となれば、折りたたみベッドのメリットとデメリットが気になるんじゃないでしょうか。
人は誰でも購入後に「想像と違って失敗した!」と後悔するのは嫌なものです。
子供や来客、両親のためとなれば、なおさら折りたたみベッドのメリットとデメリットをしっかりと把握して納得してから買いたいものですよね。
そこでこのページでは、折りたたみベッドのメリットとデメリットを洗い出して紹介していきます。
折りたたみベッドとは
メリットとデメリットの前に折りたたみベッドとは、どんなものなのかを詳しく見ていきましょう。
折りたたみベッドはその名の通り2つに折りたため、コンパクトな形状になるベッドです。脚にキャスターが付いていて移動もできるのが特徴。
床板はすのこ仕様から低反発や高反発のマットレス、その他コイル式のマットレスなどがあります。
また、商品によって床板部分がリクライニングできるものとできないものがあります。さらにリクライニングは手動式と電動式があります。
このように、床板やマットレス、リクライニング機能のメリットとデメリットも折りたたみベッドを選ぶ際のポイントとなるでしょう。
折りたたみベッドのメリット
ここからは、折りたたみベッドのメリットとデメリットを紹介していきましょう。以下の7つが挙げられます。
折りたたみができる
移動が楽にできる
湿気対策がしやすい
リクライニングできる
来客用としてつかえる
布団が干せる
生活感を消せる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
折りたたみができる
商品名の通り2つに折りたたみができるのが、最大の特徴でメリットと言えるでしょう。
据え置き型のベッドは一度設置すると、その場所をずっと占領してしまいます。
その点、折りたたみベッドは睡眠の時以外は2つ折りにしておけば部屋を広く使うことができます。
このメリットは子供の進学や就職、単身赴任に伴い一人暮らしを始めた際、ワンルームや1K、1Dkの部屋に住む場合は非常に有効でしょう。
移動が楽にできる
ほとんどの折りたたみベッドの脚にはキャスターが付いているので、移動が容易なのもメリットです。
通常の据え置きタイプのベッドでは、設置場所を頻繁に移動させると言う概念がありませんよね。
その点、折りたたみベッドならキャスターを転がして楽に移動できます。
移動が容易なメリットとしては、そのときの状況に応じて好きな場所で寝ることができる点でしょうか。
たとえば、「真夏や真冬はエアコンの風が直接当たらない場所へ」など。
また、使用しないときは部屋の隅や家具の隙間に移動させれば部屋を広く使え、ベッド下の掃除も据え置きタイプより簡単にできるでしょう。
湿気対策がしやすい
湿気はベッド全般の悩みの1つですが、折りたたみベッドなら比較的に湿気対策をしやすいのもメリットです。
据え置き型のベッドは、サイドやヘッド、フットの1辺から3辺を壁にくっつけて設置する場合が多いでしょう。
一度設置してしまえば移動させることもめったにないので、ベッド周りは人の寝汗などで湿気がこもりやすくなってしまいます。
その点、折りたたみベッドなら2つ折りにして移動が容易にできるので、湿気を逃がすことができるのです。
また、窓際など日当たりや風通しの良い場所に置いておくことで湿気対策もできます。
折りたたみベッドは、据え置き型ベッドと比べて湿気対策に非常にメリットが多いと言えるでしょう。
リクライニングできる
商品によって異なりますが、折りたたみベッドにはリクライニング機能が付いているものがあるのもメリット。
リクライニング機能が付いていれば、一人暮らしのワンルームでソファーの変わりに使うこともできます。
また、電動式のリクライニング機能が付いていれば、年老いた両親のベッドで上半身を起す時や横になるときの補助として使うことも。
折りたたみベッドは、リクライニング機能が付いていれば、若い一人暮らしからお年寄りまで幅広い世代にメリットがあるでしょう。
来客用としてつかえる
折りたたみベッドは、来客用の寝床とし適しているのもメリット。
普段は折りたたんで収納しておき、来客があるときだけ出してきて使用するといった使い方ができます。
たとえば、「母親が自分の家に泊まりに来たとき用」や「一人暮らしの息子や娘が帰って来たとき用」など。
自分以外の人も、気軽に使えるエキストラベッドとしての役割もあるのが折りたたみベッドのメリットと言えるでしょう。
布団が干せる
折りたたみベッドは、布団を干すのが楽にできるというメリットもあります。
折りたたんだ状態で布団を掛けておいて、日当たりや風通しの良い場所に置いておけば、いつでもカラッと乾燥した布団で寝ることができるでしょう。
折りたたみベッドは、湿気をためずカビやダニの予防を手軽にできるメリットがあるのです。
生活感を消せる
折りたたみベッドには、生活感を消せるというメリットもあります。
一人暮らしのワンルームや1K、1DKでは食事やテレビを見たりする場所と眠る場所が、同じ空間になりますよね。
寝る場所、ベッドというのは人が生活している中で最も生々しいプライベートな空間です。
ワンルームや1K、1DKの部屋に据え置き型のベッドを置いていると、友人が来たときその生々しいプライベート空間を見られてしまいます。
その点、折りたたみベッドなら使用しない時は折りたたんで置けば、プライベートな空間を友人に見られることもありません。
生活感を消せるのはワンルームや1K、1DKに住む一人暮らしに大きなメリットがあると言えるでしょう。
折りたたみベッドのデメリット
次に折りたたみベッドのデメリットを見ていきましょう。
以下の7つが挙げられます。
安定性と強度に不安
床に傷が付く
寝心地が心配
サイズの種類が少ない
デザイン性が低い
マットレスの選択肢が少ない
ベッド下を収納に使えない
それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。
安定性と強度に不安
折りたたみベッドは、据え置き型のベッドに比べると安定性と強度に多少不安があるのが、デメリット。
折りたたみができるという利点から、機構が複雑で軽量化を実現するために据え置き型と比較すると、どうしても強度が少し劣ってしまうのです。
また、折りたたみベッドにはキャスターが付いているので、ストッパーをかけ忘れると大きく動いてしまいます。
ストッパーを掛けていても多少の遊びはあるので、やはり据え置き型のベッドに比べると安定性も少し劣ってしまいます。
これらのデメリットを考えると極端に体重が重く、さらに寝相が悪い人にとっては折りたたみベッドは向かないのかもしれません。
床に傷が付く
折りたたみベッドは、床に傷を付けやすいデメリットがあります。
キャスターを床に転がして移動すれば、フローリングや畳の床を傷つけたり凹ませたりと痛めてしまう可能性があります。
新築でも賃貸でも床に傷は絶対に付けたくないものです。キャスターを転がして移動させる時は優しく慎重に動かす必要があるでしょう。
寝心地が心配
折りたたみベッドは、寝心地が少し心配なのもデメリットの1つです。
折りたたみベッドの床板はすのこ仕様のもの、もしくはマットレスと一体になったものがほとんどです。
サイズやデザイン、リクライニングなど使い勝手で気に入ったものがあっても、肝心の寝心地が自分に合っているかが心配に。
据え置き型ベッドのように、豊富な種類のマットレスを別で選べないのは、折りたたみベッドのデメリットと言えるでしょう。
サイズの種類が少ない
折りたたみベッドは、サイズ(幅)の種類が少ないデメリットがあります。
シングルが主流となりセミダブルになると選択肢はかなり絞られてきます。そしてダブルとなるとさらに少なくなるでしょう。
折りたたみベッドは、基本的に1人で寝ることを想定して作られているので、平均的な体形の人ならシングル、体の大きい男性やゆったり広々寝たい人はセミダブルがおすすめ。
折りたたみベッドは、大きなサイズ(幅)で2人で寝るベッドを探している人には向いていないと言えるでしょう。
デザイン性が低い
折りたたみベッドは、デザイン性に限りがあると言うデメリットがあります。
2つに折りたためるという大前提があるため、シンプルなデザインが多いのです。
部屋のインテリアコーディネートにマッチしていなければ嫌、という人には折りたたみベッドのデザイン性はデメリットと言えるでしょう。
マットレスの選択肢が少ない
折りたたみベッドは、マットレスの選択肢が少ないのもデメリットの1つです。
据え置き型のベッドならマットレスの種類は、多ければ7~8種類から選ぶ事ができ選択の幅が広く、自分の好みの寝心地を得られる可能性が高くなります。
しかし、折りたたみベッドのマットレスは一体型になったものがほとんどなので、選択肢が1~2種類と少なくなってしまうのです。
寝心地にこだわりたい人にとっては、マットレスの選択肢が少ないのはデメリットになるでしょう。
ベッド下を収納に使えない
折りたたみベッドには、ベッド下を収納に使えないデメリットがあります。
据え置き型だと、下の空間を収納に使えたり『跳ね上げ式ベッド』や『引き出し式』の収納付きベッドなどの商品があります。
しかし、折りたたみベッドは、2つ折りにして、キャスター付きで移動できるという大前提があるので、ベッド下を収納に使えません。
ベッド下を収納スペースとして有効に使いたい人にとっては、折りたたみベッドの選択はデメリットと言えるでしょう。
まとめ
折りたたみベッドのおすすめ12選とメリット・デメリットを紹介してみましたがいかかでしたでしょうか。
据え置き型のベッドとは、かなり使い勝手違うことがお分かりいただけたと思います。
折りたたみベッドは、若者の一人暮らしの部屋、もしくは来客用の寝床として便利で使えるアイテムと言えそうです。
また電動リクライニング式なら年老いた両親や、ヘルニアなどの腰痛持ちの人の起き上がりがラクになるでしょう。
使用者にとって最適な一台を選ぶには、その人の状況をしっかりとイメージして重要なポイントと妥協できる部分とを相対的に考える必要があります。
特に、自分用ではなく他人へのプレゼントしたいのであれば、その人を慮ることが大切。
折りたたみベッドを選ぶ際は、メリットとデメリットを理解し使用者にとって総合的に向いているかを判断するのが良いでしょう。