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ベッドに布団を敷くのはありorなしその結論!たった3つのポイントとは?

投稿日:2018年5月24日 更新日:

ベッド 布団 敷く
「ベッドで布団を敷くのはありorなしどっち?」

今まで床や畳に布団を敷いて寝ていた人が新たにベッドで寝るとなった場合、「ベッドで布団を敷くのはどんなんだろう?」と考える人もいるでしょう。

ベッドで布団を敷く場合は『マットレスの上に布団を敷く』と『フレームの床板に布団を敷く』があると思います。

これは、ベッドの使用が初めての人に多い疑問と言えるでしょう。

そこでこのページでは、マットレスの上とフレームの床板に布団を敷くのはありorなしの問題を解説していきます。

マットレスに布団を敷くありorなし

「マットレスの上に布団って敷くものなの?」という疑問があると思います。

結論としては基本的にマットレスの上に布団を敷くのは不要です。

では、その理由を解説していきましょう。以下の2つの理由が挙げられます。

マットレスの機能を損なう

湿気が篭もりやすい

では詳しく見ていきましょう。

 

マットレスの機能を損なう

ベッドでよく使用されるボンネルコイルやポケットコイルのマットレスは直接寝れば快適なように作られているので布団を敷く必要はありません。

マットレスの上に布団を敷くと身体が沈み込み過ぎて寝心地を損ない腰痛の原因になったり悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

 

湿気が篭もりやすい

マットレスの上に布団を敷くとマットレスと布団の間に湿気が篭もりやすくなりカビの発生の原因になってしまいます。

しかし、マットレスにそのまま直接寝ても人の汗で湿気が篭もりカビの原因になり、尚且つ汚れもできてしまいます。

マットレスのカビや汚れを防止するのは布団を敷くのではなく、ボックスシーツとベッドパッドを使用しましょう。

ボックスシーツとベッドパッドは布団より手軽に洗濯できるので、こまめに洗ったり取り替えたりすれば、マットレスの寝心地を損なう事なくカビや汚れを防止できるでしょう。

 

フレームの床板に布団を敷くありorなし

次に「ベッドフレームの床板に直接、布団を敷く事はできる?」という疑問があると思います。

結論から言うとフレームの床板に布団を敷くのはアリです。

うまく使えば床に布団のデメリットを解消してベッドで寝るメリットを取り入れる事ができるでしょう。

ここからは、ベッドフレームの床板に直接、布団を敷くメリットとデメリットを紹介していきます。

 

ベッドフレームに布団を敷くメリット

フレームに布団を敷くメリットは以下の4つが挙げられます。

マットレスが不要

ほこりを吸いにくい

硬めの寝心地で寝られる

布団の片付けが楽になる

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

マットレスが不要

ベッドに布団を敷くのならマットレスは不要。

となればマットレスを購入せずに済み経済的な負担を減らす事ができるでしょう。

マットレスはサイズが大きくなればなるほど価格差も大きくなります。

若い一人暮らしの人はできる限りお金は節約したいもの、手持ちの布団を敷いて寝ることで余分な出費を抑える事ができるでしょう。

 

ほこりを吸いにくい

ベッドに布団を敷くのは、床に布団を敷いて寝るよりもほこりを吸う量が少ないメリットがあります。

ほこりは人が部屋で活動中には常に空気中に舞っています。

しかし人が睡眠に入り部屋の空気の流れが止まるとほこりは下へと落ちてきます。

その時に最もほこりが溜まっているのは床から約30cmの高さと言われているのです。

約30cmの高さと言うとちょうど床に布団を敷いて寝た時の顔の位置にくるので、睡眠中にほこりを多く吸ってしまう事に。

その点、ベッドで寝れば床に布団を敷くよりも高い位置に寝るので、ほこりを吸う量は少なく済むでしょう。

 

硬めの寝心地で寝られる

柔らかい寝心地が嫌いな人にとってベッドの床板に布団を敷くのは硬めの寝心地でねられるでしょう。

腰が沈み込み過ぎるような柔らかいマットレスで寝ると腰痛の原因になってしまいます。

もともと、腰痛持ちの人も柔らかく腰が沈み込む状態で長時間眠っていると腰痛をさらに悪化させてしまう事になりかねません。

ベッドに布団を敷くのは適度な硬さの寝心地を得ることができるので、柔らかいのが苦手な人や硬めが好みの人におすすめです。

 

布団の片付けが楽

布団を床に敷く場合は必ず布団の片付けが必要になります。毎日朝起きた時と寝る前、天日干しをする時の上げ下ろしが億劫という人も多い様です。

特に、腰や膝、肘と身体の関節に不安がある人や、お年寄りには大きな負担です。

その点、ベッドのフレームの床板に布団を敷く場合は、カビが発生しない程度に干したりシーツを洗濯したりするとき以外は敷きっぱなしにできるので、押入れに収納する手間を省く事ができます。

 

ベッドフレームに布団を敷くデメリット

次に床に寝る場合と比較してベッドの床板に布団を敷くデメリットを紹介していきましょう。

以下の2つが挙げられます。

スペースが必要になる

ベッドフレームが必要になる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

スペースが必要になる

床に布団を敷く場合は、布団を片付ければ部屋のスペースは自由な空間になります。

しかし、ベッドに布団を敷く場合は、常にベッドを置くことになるので、部屋のスペースを必要とします。

これは、一人暮らしの狭いワンルームではデメリットになるでしょう。

 

ベッドフレームが必要になる

今まで床寝をしていた人にとってはベッドに布団を敷く場合は新たにベッドフレームを購入もしくは誰かから譲り受ける必要が。

余分な費用もしくは手間が掛かってしまうデメリットがありますね。

 

ベッドに布団を敷く時に注意したい事

新たにベッドを用意して布団を敷いて使いたい場合に注意したいポイントを紹介します。

以下の3つを洗い出してみました。

布団を敷く事ができないベッドがある

床板は通気性の良いものを

底付き感がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

布団を敷く事ができないベッドがある

「ベッドに布団を敷いて使いたい」と思ってもどんなベッドでも良いという訳ではありません。

布団を敷く事ができない形状や設計のベッドがあるので、新たに購入を考えている人は注意が必要です。

以下の2つのタイプがあります。

マットレスをはめ込むタイプ

ガス圧跳ね上げ式

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

マットレスをはめ込むタイプ


上の画像の様なフレームの枠の中にマットレスをはめ込んで使うタイプのベッドに布団を敷くのは向きません。

これは『フロアベッド』や『ローベッド』と呼ばれる高さが低いベッドに多い形状です。

このようなタイプはそのほとんどがコイル式マットレスの使用を大前提に作られているのです。

 

ガス圧跳ね上げ式


上の画像の様なガス圧ダンパーで床板を持ち上げる『跳ね上げ式ベッド』も布団を敷くのにはむきません。

ガス圧ダンパーの跳ね上式収納ベッドは床板とその上に乗せる物の重量も考慮されて作られています。

ガス圧ダンパーの跳ね上式収納ベッドはほとんどの商品が床板と敷く物は専用品を使う事になります。

専用品以外を使うと床板がきちんと締まらなかったり何らかの不具合が起こります。

なので、布団を敷いて使うには不向きと言えるでしょう。

 

床板は通気性の良いものを

ベッドフレームの床板に布団を敷く場合は、床板は通気性の良いものを選ぶ事をおすすめします。

人は眠っている間にコップ一杯分の汗を掻くと言われています。

なので、カビの防止という点で湿気を逃がしやすい構造の床板の商品を選ぶのがよいでしょう。

※通気性に関しては下記の記事を参考にしてください
ベッドの通気性が良い条件とは?7つの注目ポイントを知っておこう

 

底付き感がある

今まで、畳に布団を敷いて寝ていた人にとっては、ベッドの床板に布団を敷くと底付きがあり寝心地に違和感を感じるかもしれません。

また、床板の形状が『すのこ』になったベッドに敷くとすのこの凹凸を感じる場合もあるでしょう。

底付きに違和感を感じる場合は厚みのある敷布団を用意して敷く必要があるでしょう。

 

おすすめベッドの紹介

布団を敷いて使うベッドを新たに購入すると言っても具体的にどんなものが良いのがイメージしずらいですよね。

そこで、ここでは布団を敷くのに使いやすいおすすめのベッドを紹介していきましょう。

 

【月花】ツキハナ


ガス圧式跳ね上げ収納畳ベッド【月花】ツキハナはこちら
先の項でガス圧跳ね上げ式の収納付きベッドは布団を敷いて使うのには向かないとありました。

しかし、床板が畳になっている畳ベッドなら布団を敷いて使うのに最適です。

敷布団はもともと、畳のに敷く事を前提に作られています。

畳は吸放湿性に優れ、フローリングの床よりも弾力があり適度な硬い寝心地を得ることができるのでメリットも多いでしょう。

畳ベッドの7つメリットと5つのデメリットはこちら

 

OPTIMUS オプティムス


すのこベッド OPTIMUS オプティムスはこちら

床板がすのこ仕様のベッドも布団を敷いて寝るのに適しています。

上の画像のオプティムスはすのこを折り曲げて立て掛ける事ができるので部屋の中でも布団を干すことができます。

雨降りが多い梅雨時期でも立ち上げたすのこの下を空気が通り抜けるので湿気を逃がす事ができるでしょう。

いつでもカラッとした状態で寝る事ができるのですのこベッドは布団を敷いて使うのに適した構造と言えるでしょう。

すのこベッドのメリットとデメリットはこちら

 

まとめ

ベッドに布団を敷くのはありorなしを考えてみましたが、いかがでしたでしょうか。

結論としては、マットレスの上に布団を敷くのは、なし。

ベッドフレームの床板に布団を敷くのは、あり。と言えるでしょう。

フレームの床板に布団を敷いて寝るのは床寝の感覚をそのままに、ベッドで寝るメリットを取り入れる事ができます。

新たにベッドを購入される場合は、この布団を敷くスタイルを検討してみてはいかがでしょうか。







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