「フロアベッドを購入したいけれど、床に直接置いたら傷が付くんじゃないか?」
フロアベッドはフレームの全面が床に接触するので、脚付きのベッドより傷がつきやすいというデメリットがあります。
新築や賃貸で床がフローリングの場合「傷をつけたくない!」誰もがそう思うことでしょう。
そんな人のために、このページでは通常のベッドやフロアベッドを床に置くときの傷対策を紹介していきます。
目次
クッション材を張り付ける
フロアベッドのフレームの床に接する部分の四隅に、ホームセンターに売っている、
ソファーやテーブルなどの脚に貼るクッション材を張り付ければ、フロアベッドをフローリングの床に置いても傷がつかないでしょう。
ホームセンターなら、さまざまなタイプのクッション材があるので、通常のベッドやフロアベッドの床の傷防止に使えるものがあるでしょう。
クション材の貼り付けは、組み立てるときに貼っておくと楽に貼り付けできるでしょう。
コルクマットを敷く
フロアベッドの床の傷対策に使えるのが、コルクマットです。
コルクマットは、フローリングの床に傷対策やその他防音、防寒などによく使われる素材です。
コルクマットを敷いて、その部分にそのままフロアベッドを置けばそれだけで床に傷をつけなくて済むでしょう。
さらに、マンションや二階建ての家で下階への防音にもなるので、一石二鳥と言えるでしょう。
ジョイントマットを敷く
フロアベッドで床を傷つけたくないけど、床のフローリング感を壊したくないという方には
ジョイントマットという商品が床の傷対策におすすめです。
ジョイントマットにはフローリングの木目調のデザインの商品があるので、インテリアのイメージを変えることなく、床の傷を防止できるでしょう。
また、ジョイントマットは防音、防寒機能がコルクマットより高く、さらに床暖房やホットカーペットの使用にも対応していて、一石二鳥ならず三鳥とも言えるでしょう。
化粧シート
フロアベッドで床に傷をつけたくない場合に、もう一つ、有効なのが化粧シートです。
「化粧シート」とは、樹脂(フィルム)やオレフィン、紙などのシートに、木目や石目、抽象的な柄などを印刷したものです。
これも、フローリング感を保ちつつフロアベッドでの床の傷を防ぐのに有効と言えるでしょう。
また、化粧シートそのもの傷や凹みに強いという長所をもっています。
さらに、家具のキャスターに対応したものや、ホットカーペットや床暖房に対応したもの、
防カビ仕様のものなどもあるので、フロアベッドのカビが心配な人にもおすすめ。
コーティングを施工
床に傷を付けない方法として、フローリングの床そのものにコーティングを施工してしまう方法があります。
フロアコーティングは、床の傷や汚れから劣化を防ぎ大切な床を守ってくれます。
さらに掃除の負担も軽減され日々のお手入れも楽になるでしょう。
フロアコーティングの最先端は「ガラスコーティング」
ガラスコーティングは、ナノコンポジット技術によりフローリングに強固なガラス膜を形成するコーティング。
耐久年数が長く赤ちゃんやペットがなめてしまっても大丈夫。
※施工業者選びは見積もりを複数とって慎重に
自分でできる修復方法
フローリングの床に傷が付いてしまった時に、自分で修復するのに便利なのが、浅い引っかき傷なら、建築の友『かくれん棒ミニ+住まいのマニュキュア2 5色』です。
浅い床の傷ならコレで十分、いい具合に床の色になじむので色選びさえ気をつければお手軽で簡単。
深い床の傷には高森コーキ『リペアの達人』が効果的でしょう。
お金をかけずにフロアベッドの床傷対策をしたい人に
お金をかけずに、フロアベッドによるフローリングの床傷対策をしたい人のために、
非常に簡易的な方法ですが、まずカッターナイフでワインのコルク栓を薄くスライスしたものを4枚用意します。
それを、フロアベッドのフレームとヘッドボードの床と接触する面の四つ角に両面テープで貼り付けると、簡易的なフロアベッドの床傷防止になります。
まとめ
フロアベッドを床に置くときの傷対策を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
床に傷がつかない様にするにはホームセンターで売っているクッション材を使うのが
一番お手軽で安上がりと言えるでしょう。
コルク栓を使っての床傷防止策は本当に簡易的なので完璧な傷防止にはなりませんが、
それなりに効果があると思われます。
マットやシートを敷いたり床のコーティングはお値段がそれなりにかかってしまいますが、
傷の防止以外にも防音や防寒など、メリットがあると言えるでしょう。
床に傷が付いてしまったときに自分で修復するのに、『かくれん棒ミニ+住まいのマニュキュア2 5色』と
『リペアの達人』はとても使い勝手がよく楽に修復できるのでおすすめです。
参考記事:フロアベッドのメリット・デメリット!購入前に知っておくべき11個のポイントとは?