「フロアベッドって湿気がこもりやすいんじゃないの!?」
床から低い位置で寝ることで、空間を広く見せてくれて、さらにおしゃれで価格も安い事で、フロアベッドが近年人気です。
しかし、通気性が悪く湿気がこもりカビが発生しやすいと言う、うわさを聞いて、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか。
確かに、フロアベッドは構造上、湿気に弱い面がありますが、それは環境や使い方で大きく違ってきます。
フロアベッドの弱点の一つである、湿気を克服できれば、おしゃれでリーズナブルなベッドが手に入ります。
そこで、このページでは簡単でそれほど手間もかからない、フロアベッドの湿気対策を紹介していきましょう。
目次
部屋の環境作り
フロアベッドに湿気対策を施しても、部屋自体が湿度が高い状態だと意味がありません。
まずはお部屋の環境を整えましょう。
ここがポイント
部屋の換気
除湿機を稼働
加湿器の使用を控える
部屋の換気
まずは、フロアベッドを置いている部屋自体に、湿気がこもっていては話になりません。
毎朝、窓を開けたり換気扇を回したりして、しっかり換気を行い部屋の湿度を下げるように、心がけましょう。
これは、お部屋の湿気対策の基本中の基本です。
除湿機を稼働
梅雨の時期の湿気対策として、除湿機を活用するのは非常に有効な手段です。
梅雨の時期は、雨がよく降るので窓を開ける、換気扇を回すだけでは湿度を下げることが難しくなってしまいます。
そこで、除湿機、もしくはエアコンの除湿機能を活用して部屋の湿度を下げることが、フロアベッドに湿気がこもるのを防止することになります。
加湿器の使用を控える
冬は空気が乾燥しているので、部屋の湿気は気にしなくて良い、と思ってしまいがちですが、意外に落とし穴があるのです。
冬は、空気が乾燥しているので、部屋に加湿器を使う人も多いでしょう。
その、加湿器の使いすぎで部屋の湿度が上がってしまい、結果的に湿気がこもることがあります。
加湿器を使うときは、部屋に湿度計を設置し湿度が60%を超えないようにしましょう。
フロアベッドの湿気対策
部屋の環境が整ったら次は、フロアベッドそのものにも対策をしていきましょう。
ここがポイント
フロアベッドはすのこ仕様
フロアベッドと壁に隙間を空ける
フロアベッドはすのこ仕様
フロアベッドを購入する際にフレームの底は、底板よりすのこを選べば比較的に、湿気がこもらずに済むでしょう。
フロアベッドは、一般的な脚付のように、下に空間がなく床面にぴったりくっついているので、フロアベッドの下に湿気がたまりやすいと言われています。
そこで、底板よりも多くの空間ができる『すのこ』にすることで、少しでもフロアベッドの湿気を逃がしてあげましょう。
フロアベッドと壁に隙間を空ける
フロアベッドを、部屋の壁にぴったりくっつけて設置する人がいますが、それでは空気が流れず滞留しやすくなってしまいます。
それによって、湿気もたまりやすくなってしまうでしょう。
フロアベッドと壁に隙間を空けて設置して、空気が流れるようにして湿気がこもってしまうのを、少しでも防ぎましょう。
マットレスにも対策を
フロアベッドに湿気が篭らないようにするには、それに付随するマットレスにも必要です。
しっかりと対策を行いましょう。
ここがポイント
布団は寝るとき以外はめくる
通気口の付いたマットレスを使う
マットレスを浮かせて乾燥
布団は寝るとき以外はめくる
フロアベッドの湿気を逃がすのは、フレームだけでなくマットレスにも、気をつけなければなりません。
マットレスは睡眠中にかいた汗を、大量に吸っているので湿気がたまっています。
それを逃すために、眠っているとき以外は布団をめくっておきましょう。
通気口の付いたマットレスを使う
フロアベッドのマットレスは、通気口が付いたコイル式にして、湿気をためないようにしましょう。
フロアベッドをマットレスとセットで購入する場合、通気口が付いたコイル式にすることで湿気を逃がすことができ、カビやダニの予防になります。
お値段は少し高くなるかもしれませんが、マットレスの内部の湿気を逃し通気性を、確保してくれます。
参考記事:ボンネルコイルVSポケットコイル!2つのマットレスの違いとは?
マットレスを浮かせて乾燥
フロアベッドのフレームから、マットレス下を浮かせて雑誌などをはさみ、空間を作って湿気を除去しましょう。
さらに、そこへ扇風機で風を当てたり、窓を空けて部屋の換気を同時に行うと、湿気取りにより効果的です。
おすすめ商品を厳選して3つ紹介
湿気がこもりやすいフロアベッドですが、その中でも比較的に通気性が良い構造の商品を、厳選して3つ紹介していきます。
【Legacy】レガシー
【Legacy】レガシーはブラックスチールのフレームに空間があります。さらに床板もメッシュ仕様になっています。
なので、他のフロアベッドより比較的通気性がよく、湿気に強い商品と言えるでしょう。
【Naizas】ナイザス
【Naizas】ナイザスは、底がすのこ仕様になっているので、底が平らな床板のフロアベッドより比較的に湿気に強い商品となっています。
【Lotus】ロータス
【Lotus】ロータスは、底がすのこ仕様になっているので、比較的湿気に強いと言えるでしょう。
さらに、ヘッドボードのアバカ素材がアジアンリゾートの雰囲気を感じさせてくれるので、機能的にも気分的にも湿気のことを考えられた商品です。
まとめ
フロアベッドの湿気対策を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
フロアベッドは、フレームの底全面が床と接触しているものがほとんとなので、一般的な脚付と比較すると、やはり湿気がまりやすいと言えるでしょう。
しかし、脚付やその他の種類のベッドでも湿気がこもるのは同じです。
日頃から、いかに対策をしているかが、フロアベッドにカビやダニの発生を防ぎ長持ちさせられるかに掛かっていると言って良いでしょう。
このページであげた、フロアベッドの湿気予防は簡単で誰にでも手軽にできて効果的なので、ぜひ実践してみてください。