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ベッドの通気性が良い条件とは?7つの注目ポイントを知っておこう

投稿日:2017年5月22日 更新日:

ベッド 通気性
「ベッドは通気性が良いものが欲しい!」

ベッドを選ぶ際の条件として寝心地はもちろんですが、通気性が良いということが挙げられます。

もともと、高温多湿の日本において、ベッドの通気性が悪いとカビの発生の恐れもありますよね。

さらに、近代のマンションなどの建物は、鉄筋コンクリートで機密性が高く、部屋自体の通気性が悪いので、湿気が篭もりやすかったりもするでしょう。

そこで、このページでは通気性の良いベッドの条件を考えてみましたので、紹介していきましょう。

ベッドの通気性が良い条件7つのポイント

通気性が良いベッドの条件は、さまざまあります。

ベッドの構造や素材、使用条件など、もちろん日頃のお手入れも重要です。

カビを防いだり、心地よく眠れる通気性の高いベッドのポイントは7つあります。

通気性が良いベッドの条件

1.床板は通気性の高いすのこ仕様を選ぶ

2.素材は天然木

3.ベッド下の空間が広い

4.マットレスはスプリング式で通気孔付きを選ぶ

5.マットレスがはめ込みタイプではない

6.設置の時の工夫

7.スチールベッドもあり

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

床板は通気性の高いすのこ仕様を選ぶ


ベッドの通気性を考えるなら、床板の形状はすのこを選ぶようにしましょう。

人間は睡眠中にコップ1杯分の汗を掻くと言われれいます。

その汗の水分が、重力で下へ下へと移動します。

そのとき、床板が隙間のない板仕様だと湿気が篭もり、マットレスやベッドのフレームにカビを発生させる原因になりかねません。

そこで、隙間があって通気性の高いすのこ仕様のなら、湿気が下へ抜けていってくれることでしょう。

参考記事:すのこベッドのメリットとデメリット!知っておくべき3つのポイントとは?

 

素材は天然木


ベットに通気性をも求めるなら、フレームやすのこの素材は、人工的に貼り合わせたり加工したプリント化粧板などではなく、天然木のものを選びましょう。

自然素材の天然木材は、木そのものが湿気を吸って膨らんだり、湿気を吐いて縮んだりしているのです。

つまり、木材そのものが呼吸をしてくれるので、通気性が非常に高いということです。ベッドによく使われる天然木はパイン材や桐、杉、檜がよく使われます。

その中でもおすすめの木材は桐です。

桐は、軽く通気性と吸湿性のバランスがよく調湿効果があるので、防カビに適しており、長年使用しても経年による変形も少ない特徴があります。

参考記事:桐すのこベッドの4つのメリットとおすすめ7選とは?

 

ベッド下の空間が広い


ベッドの通気性を考えた場合、下の空間は広ければ広いほど良いと言えます。

当然、空間が広い方が空気が流れる量も多くなるので、通気性も高くなりますね。

なので、ベッドの脚が短いローベッドや脚がなくフレーム全体が床と接触しているフロアベッドなどは、通気性が悪くなるので避けましょう。

ベッドの下が収納庫になっている場合、床板がすのこのだと収納庫に湿気を含んだ空気が下に流れ溜まりやすくなってしまうので注意しましょう。

また、ベッド下の空間が広い場合はその空間を「収納に使いたい!」と思う人も多いでしょう。

しかし、そこに収納ボックスなどを沢山置いてしまうと、その分、通気性は落ちてしまうのであまり沢山の収納は控えましょう。

参考記事:収納ベッドの湿気が気になる人は注目!悩み解決5つのポイントとは?

 

マットレスはスプリング式で通気孔付きを選ぶ


ベッドの通気性を考える場合、マットレスの事も考えておかねばなりません。

結論として、マットレスはウレタン製より、スプリング式の方が通気性は優れています。

特に、人気の低反発ウレタン製は、さまざまなウレタン製の中でも、押されたときにゆっくりと沈んでゆっくりと戻る適度な粘性が特徴です。

しかし、その適度な粘性が身体のラインに沿って、さまざまな寝姿勢に対応する一方で、身体に沿ってフィットする分、通気性に関してはやや劣るという特徴があるのです。

その点、スプリング式ならば適度な反発力があるので、身体にフィットしすぎず、内部には空間があるのでウレタン製より通気性が高いと言えるでしょう。

また、通気孔(ベンチレーター)が付いたものを選べば、マットレス内部の湿気も外へ逃がしてくれるので、さらに通気性が高くなるでしょう。

 

マットレスがはめ込みタイプではない


ベッドのフレームの形状には、フレームにマットレスをはめ込むタイプのものがあります。

はめ込むタイプのフレームだと、マットレスの下半分がフレームに囲われてしまいます。

これだとデザイン性はありますが、囲われている分、通気性は悪くなってしまいます。

フレームが床板と面一になっていて、その上にマットレスを載せる形状のベッドを選びましょう。

 

設置の時の工夫


ベッドの通気性を考えると、設置のときに壁から離して置くようにしましょう。

ベッドのサイドや、ヘッドボード部分を壁にくっつけて奥より、離して置いた方が空気の流れる道が出来て通気性も良くなるでしょう。

サイドは、ベッドメイキングの事も考えて10cm以上、ヘッドボード部分はモップや掃除機で、床が掃除できるくらいの幅を持たせることが出来ればよいでしょう。

 

スチールベッドもあり


スチール製のパイプベッドを選ぶのは、通気性を考えればありでしょう。

パイプベッドの殆どは、床板がメッシュ状になっているので、通気性がかなり高いです。

また、パイプベッドはスチール製のパイプで形成されていて、シンプルなデザインのものが多いので、木製のフレームのベッドよりは、空間が多いのでその分、通気性も確保されるでしょう。

さらに、パイプベッドならスチール製なので、フレームに関しては木製のベッドよりカビが生えにくいメリットもあります。

 

通気性の良いおすすめベッド

先に紹介したベッドの通気性の条件をある程度満たしたおすすめのベッド探してみたので紹介します。

参考記事:すのこベッドのおすすめを紹介!種類や目的、状況別の人気11選とは?

 

【BOSQUE】ボスケ


すのこベッド【BOSQUE】ボスケシリーズはこちら

ベッドフレームに奥三河産の檜(ひのき)、すのこ部分に杉(スギ)の天然木を使用したおすすめすのこベッド。

素材のひのきは耐久性があり、抗菌と防カビ、殺菌・防虫効果のある薬効成分が含まれているのでカビが生えにくい特性があります。

また、すのこ部分の素材であるスギは他の木材に比べ大量の呼吸をするので調湿効果が期待できます。

フレームは4段階に高さ調節ができるのでより、通気性を確保したい場合は床板を高い位置に調整すると良いでしょう。

天然木のひのきとスギの効果と高さ調節機能で高い通気性を誇るカビの生えにくい、すのこベッドです。

 

Haagen ハーゲン


すのこベッド Haagen ハーゲンはこちら

存在感ある北欧ヴィンテージデザインの棚・コンセント付きすのこベッド。

床板は天然木の桐すのこを使用、高い通気性で湿気知らず。

ダニやカビを防ぎ一年中快適に眠ることができます。敷き布団にも最適です。

フレームとセットで購入できるマットレスは全8種類から選べます。

その中でもフランスベッド社製の『羊毛入りゼルトスプリング』は通気性と耐久性に優れ、空気孔が付属マットレス内部の湿度や温度を一定に保ちます。

桐すのこの素材と構造、フランスベッド社製の高品質なマットレスでカラッと快適に眠れるおすすめのすのこベッドです。

 

まとめ

ベッドの通気性が良い条件を7つ紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

湿気の篭もりやすい部屋や梅雨どきの事を考えれば今回紹介した条件が満たされている通気性の良いベッドはとてもおすすめです。

ただし上記の項目を全て満たしたベッドを用意しても日々の部屋の換気やお手入れを怠るとカビが発生する可能性があるので注意しましょう。

日々のお手入れ+通気性の良いベッドで快適な睡眠を目指しましょう。



-ベッドの湿気・カビ対策, ベッドの種類

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