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パイプベッド ベッドのメリット・デメリット

パイプベッドの7つのメリットとデメリット!知っておくべきポイントとは?

投稿日:2018年4月17日 更新日:

パイプベッド デメリット
「パイプベッドのメリットとデメリットを知っておきたい!」

一人暮らしで、一生ものの高級なベッドは必要ないという人にパイプベッドはおすすめです。

しかし、「安かろう悪かろう」のイメージがあって選択をためらっている人も多いと思います。

となれば、パイプベッドの使い勝手、つまりはメリットとデメリットをしっかりと把握しておきたいんじゃないでしょうか。

人は誰でも購入後に「失敗!」と感じるのが嫌なので、特にデメリットを知って納得した上で買いたいですよね。

そこで、このページではパイプベッドのメリットとデメリットを紹介していきます。

パイプベッドとは?

メリットとデメリットを紹介する前にパイプベッドとはどんなものか知っておきましょう。

パイプベッドは、フレームの素材が『スチール』(鉄を主成分とした合金)できたパイプをネジ留めや、はめ込みにより組み立てて使用するベッドです。

パイプベッドにも、さまざまな種類があり、ロータイプやロフトベッド、脚付きなどがあります。

 

パイプベッドのメリット

デメリットの前にまずは、メリットから紹介しましょう。

以下の7つが挙げられます。

価格が安い

軽量で移動が楽

組み立て分解が容易

掃除がしやすい

通気性に優れる

シンプルなデザイン

圧迫感が少ない

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

価格が安い

パイプベッドのメリットで、一番に思いつくのがフレームの価格が、比較的に安い事が挙げられます。

パイプベッドは、プリント化粧板や天然木素材のフレームよりかなり安い価格で、販売されていることが多いです。

学生や単身赴任などの一人暮らしで将来の事を考えると

「今は高級なものは必要ない」

「節約したいので安いものが良い」

などの状況ではパイプベッドは特に人気でおすすめです。

 

軽量で移動が楽

プリント化粧板や木製に比べて、パイプベッドのフレームは軽量というメリットがあります。

ベッドは家具の中でも一、二を争う大型の家具です。

もし、お部屋の模様替えやベッドを移動しての大掃除をしたいときには、ベッドの移動は非常に重労働になる事が予想されます。

その点、パイプベッドはフレームの素材そのものが軽量なので移動も楽に行えるでしょう。

お部屋の模様替えや、大掃除をする人にとってはパイプベッドの軽さは、大きなメリットになるでしょう。

 

組み立て分解が容易

パイプベッドは、組み立てと分解が比較的に容易なのもメリットの1つです。

跳ね上げ式ベッドチェストベッドなどは、組み立てに2~3人の人手が必要で、時間も平均2時間程度は掛かると言われます。

それに比べると、パイプベッドは部材が少ないので組み立ては女性が一人でも可能。早い人だと40分くらいで組み立てができます。

一人暮らしで、人手が借りられない人にとっては、組み立てが簡単なのはメリットと言えるでしょう。

また、分解も容易にできるため、一定期間しかその場所に住まない人にとっても、将来の引っ越しの際にメリットになるでしょう。

 

掃除がしやすい

パイプベッドは掃除がしやすいのもメリット。

掛け布団やマットレスなどで、ベッドの周りは最もほこりがたまりやすい場所でもあります。

パイプベッドは、床板の取り外しが容易にできるのでベッド下の掃除が楽にできます。

また、パイプベッドは、収納付きベッドなどに比べて軽量なので移動も簡単。ベッド周辺の掃除も比較的にやりやすいでしょう。

 

通気性に優れる

パイプベッドは通気性に優れている点もメリットです。

パイプベッドは、引き出し収納付きのベッドなどに比べると、構造的に隙間が多いので風通しが良く通気性に優れます。

寝汗などで、ベッド周辺は湿気がたまりやすくカビも生えやすい環境なので、通気性の良さは大きなメリットと言えるでしょう。

 

シンプルなデザイン

パイプベッドは、余分な機能が少なくデザインがシンプルなのもメリットの1つです。

一人暮らしのワンルームなどの狭い部屋では、できる限りスッキリさせたいものですよね。

シンプルなデザインで、必要以上に部屋の面積を取らないのは、一人暮らしにとってメリットになるでしょう。

 

圧迫感が少ない

パイプベッドは、圧迫感が少ないのもメリットと言えるでしょう。

プリント化粧板や木製のフレームでは、形や模様におしゃれで高級感をもたらしたものもが、多数あります。

おしゃれで高級感を出したデザインのフレームでは、同時に重厚な感じもでてしまいます。

そうなると、一人暮らしのワンルームや1Kなどで広さに余裕のない場合は、見た目にも圧迫感を感じてしまうでしょう。

その点、パイプベッドならシンプルでスッキリとしていて狭い部屋でも、圧迫感を感じさせません。

 

パイプベッドのデメリット

次に、パイプベッドのデメリットを紹介していきましょう。

以下の7つが考えられます。

耐久性が劣る

あたたかみがない

材質が硬い

きしみ音

サイズが少ない

デザインが少ない

ズレる

ではそれぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。

 

耐久性が劣る

パイプベッドは木製のフレームに比べると、耐久性が劣るデメリットがあります。

パイプベッドは、フレームを構成する部品が簡素にできているため、どうしても耐久性には注意が必要です。

だからといって、このデメリットは日常で普通に使う分には問題ないので、特に神経質になる必要はありません。

しかし、体重が100kgを超える人は、商品ごとに設定されている『耐荷重』をしっかり確認した上で購入したほうが良いでしょう。

 

あたたかみがない

パイプベッドは、たたかみがないのもデメリットの1つに挙げられます。

木製やプリント化粧板のフレームなら、木目の模様やカラーで温かみを演出できます。

しかし、パイプベッドの場合、素材がスチール製のパイプなので無機質で冷たい印象は否めません。

また、スチールでできているため真冬は素材そのものが、冷たくなってしまうのもデメリット。

お部屋のインテリアに暖かい印象が欲しい人には、パイプベッドの無機質で冷たい印象はデメリットになるでしょう。

 

材質が硬い

先の項の『あたたかみ』に通じますが、パイプベッドは材質が硬いというデメリットがあります。

パイプベッドは、素材がスチールでできているので木製のベッドと比較すると、硬いことは避けられないでしょう。

実際に手に触れたときの触感は、やはり冷たく硬いことでしょう。

触れた際の手触りが、やわらかく暖かい感触が好みの人にとっては、パイプベッドの硬さはデメリットと感じるでしょう。

 

きしみ音

パイプベッドはきしみ音がしやすいというデメリットがあります。

パイプベッドは、長い期間使っているとスチール製のフレームの接続部分のビスやナットが、緩んできしみ音がしてくる可能性があります。

また、経年劣化によりすり減りやゆがみなども出てきてそれが、きしみの原因になったりもします。

睡眠中の寝返りのたびに、きしみ音がすると眠りの浅い人は目が覚めてしまって、熟睡できないこともあり大きなデメリットになるでしょう。

※パイプベッドのデメリットであるきしみ対策はこちらをご覧下さい。
参考記事:パイプベッドの寝心地は悪いのか!?3つの理由とその対策考えてみた

 

サイズが少ない

パイプベッドはサイズ展開が少ないのもデメリットと言えるでしょう。

パイプベッドは、一人暮らし用を想定されているので、シングルか、大きいものでもセミダブルがほとんどです。

セミダブルだと2人で寝るには窮屈なので、幅広いサイズを求める人には、パイプベッドのサイズ展開はデメリットになるでしょう。

 

デザインが少ない

パイプベッドは、デザインで個性が出せないデメリットがあります。

木製や化粧板仕上げのベッドなら、木目模様やカラー、レザー張りなどフレームのデザインがあります。

また、ヘッドボードにも棚付き、ライト付きなどの個性的なデザインが多数あります。

しかし、パイプベッドはスチール製のフレームで単純なデザインとカラーで、構成されています。

お部屋のインテリアコーディネートにこだわりがある人にとっては、パイプベッドのデザインの少なさは、デメリットと言えるかもしれません。

 

ズレる

パイプベッドは、日々の生活の振動でズレる可能性があるのもデメリット。

これは、パイプベッドのメリットである軽量が、逆にデメリットになってしまったもの。

パイプベッドは、商品によってピンキリですが軽いものだと、10kg前後の超軽量な商品もあります。

そんな軽いベッドだと、日々の生活の振動により、元の場所から徐々にズレて移動してしまう事もあるでしょう。

ズレる度に元の位置に直すのは、面倒でデメリットと感じるでしょう。

その場合は、重めのスプリング式のマットレスを使用するか、もしくはパイプベッドの脚に滑り止めなどの対策が必要です。
 

パイプベッドのおすすめ!人気の種類別7選とは?

パイプベッド おすすめ
「パイプベッドのおすすめを種類別に紹介します」

パイプベッドは、価格が安くシンプルで省スペースで置くことができるので、一人暮らしに人気でおすすめです。

しかし、パイプベッドに求める機能や使い勝手は、人それぞれに違うでしょう。

人は誰でも購入後に、「思っていたのと違った」と後悔するのは嫌なものです。

パイプベッドを、部屋に置くなら自分に最適な、ひと品が欲しいですよね。

そこで、この項ではパイプベッドのおすすめを、以下の8種類にタイプ分けをして紹介していきます。

引き出し収納付き

コイルマットレス付き

姫系デザイン

長さ高さ調節可能

ロフトタイプ

パイプ二段ベッド

木製棚付き

それぞれのおすすめを詳しく見ていきましょう。

 

引き出し収納付き

引き出し収納が付いたパイプベッドは、省スペースで置けて、さらに、「もう少し余分に収納が欲しい」という人におすすめです。

 

キャスター付き引き出し収納パイプベッド

今までのパイプベッドは、安定感がなく落ち着かない感じという方に、しっかりとした極太パイプ(約50.8mm)を使用。

2杯の引き出しは、左右どちらにでも対応でき、衣類等を収納したままで移動できるキャスター付き、取っ手もついているので楽に動かせます。

ベッドボードには、おしゃれな木製の棚付き。サイズはシングルとセミダブルの2種類から選べます。

パイプベッドでも、機能性と収納が欲しいという人に、おすすめです。

 

コイルマットレス付き

パイプベッドで気になるのが寝心地ですよね。

スチール素材のメッシュ床板に敷くのが、薄いマットレスだと寝心地に、不安があるでしょう。

その点、コイルマットレスなら安定した寝心地を得ることができます。

ここでは、フレームとコイルマットレスがセットになった、おすすめのパイプベッドを紹介します。

 

『Chess』


一人暮らしのワンルームにおすすめ、シンプルでコンパクトなパイプベッド。

ベッド床面はカビ・湿気に強い通気性抜群のメッシュ仕様。

メッシュ仕様の床面は、寝心地が気になるところですが、『Chess』はコイルマットレスがセットになっています。

コイルマットレスならば、メッシュ仕様の床面でも、安心して寝ることができるでしょう。

マットレスは、弾力性に優れたボンネルコイルと、身体を柔らかく包み込むポケットコイルの2種類から選べます。

『Chess』は、パイプベッドでもコイルマットレスで寝たい人におすすめです。

 

姫系デザイン

お部屋を可愛くてロマンティックな雰囲気にしたい場合は姫系デザインのパイプベッドがおすすめです。

 

【Elise】エリーゼ

姫系スタイルに憧れている、女子の部屋におすすめのパイプベッド。

カーブを描くアイアン使いが、ロマンティックでエレガント、女性らしいデザインで憧れのお姫様気分を味わえます。

天蓋ありと、天蓋なしの2種類から選ぶことができ、天蓋が付いていれば、お姫様気分を、より一層盛り上げることができるでしょう。

フレームのカラーは、ホワイトとピンクから選べます。

【Elise】エリーゼは、女児やかわいい部屋が大好きな女性に、おすすめのアイアンパイプベッドです。

 

長さ高さ調節可能

長さや高さを調節可能ならば、購入後に自分の体や部屋の広さに合わせて、大きさを決めることができるメリットがあります。

ここでは、丈の長さと床板の高さが調節できる、おすすめのパイプベッドを紹介しましょう。

 

【Scelta】シェルタ


自分にぴったりのサイズのパイプベッドが欲しい人におすすめ。

「シェルタ」は、10cm単位で150cm〜210cmまで7段階で長さが選べるので、お子様の成長に合わせたり、小柄な女性や、長身の男性まで使えます。

また、長さ調節で自分に最適な丈にできると言うことは、部屋の面積のベッドが占める割合を最小限にでき、部屋を最大限に活用できるでしょう。

高さ調節は、床面2段階で行うことができ、下に置きたい物の大きさによって、変えることができます。

【Scelta】シェルタは、自分の身長と部屋の広さを考慮してサイズを調節できる、おすすめのパイプベッドです。

 

ロフトタイプ

ロフトタイプは、上部に寝床を設置して、下部を収納や自由空間として活用できる、パイプベッドです。

部屋の空間を最大限に活用したい人におすすめ。

 

『Rostem-ロステム-』


パイプロフトベッド『Rostem-ロステム-』 を楽天市場で見る

ハイタイプorミドルタイプの2段階調節可能な、おすすめのパイプロフトベッド。

ロフトベッドで心配なのは、梯子の上り下りですが、『Rostem-ロステム-』は手すり付きで、安心感と安定感のある階段仕様。

寝床のヘッド部分には、2口コンセント付きの宮棚があるので、小物を置いたりスマホの充電ができたりと機能的。

自分だけの空間を、より広く、より快適にできるおすすめのパイプロフトベッドです。

 

パイプ二段ベッド

通常の二段ベッドは、大きくなりがちで部屋に圧迫感を、与えてしまうことがあります。

その点、パイプ二段ベッドならコンパクトで、圧迫感も少なめなので、広さに余裕のない部屋にもおすすめです。

 

【Larch ラーチ】

シンプルデザインで、省スペースで置ける、おすすめのパイプ二段ベッド 。

通常の二段ベッドは、大きく部屋の面積と空間を占領しがちです。

その点、【Larch ラーチ】は造りがコンパクトで、見た目もスッキリ開放感があります。

また、上段・下段が分割できる構造で、シングルベッド2台にも変更可能で、状況によって使い分けができるのもおすすめポイント。

 

木製棚付き

ヘッド部分が棚付きならば、メガネや目覚まし時計などの小物アイテムを置くのに。とても便利でおすすめです。

パイプベッドに、木製の棚が付けば、ベッド周りのインテリアに温かみを加えることができます。

 

木製棚付きパイプベッド


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しっかりした造りで、安定感に優れる。極太パイプ(約50.8mm)を使用したおすすめのパイプベット。

ベッド下は、お持ちの収納ケースを格納できる適度な空間があります。

デッドスペースを活用でき、木製の棚付きで、使い勝手も良いパイプベッドです。

 

まとめ

パイプベッドのメリットとデメリットを紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。

パイプベッドは大学生や新社会人など若くて、将来的に引っ越しの予定や可能性がある人にはメリットが多いように思えます。

デメリットに関してはズレやきしみなどは、ある程度対策ができるのでそれほど神経質になる必要もないでしょう。

パイプベッドは、若い一人暮らしの人には特にお手軽でリーズナブルなのでおすすめです。








-パイプベッド, ベッドのメリット・デメリット

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