「二段ベッドのメリットとデメリットを知りたい!」
子供が2人いるけど、子供部屋を一つしか用意できない場合に、二段ベッドを検討する親御さんも多いでしょう。
しかし、二段ベッドはその大きさの為に、「失敗した!」と感じた時のリスクが、怖いですよね。
人は誰でも、購入後に後悔するのは嫌なものなので、デメリットは特に気になるところ。
どうせ買うなら、メリットとデメリットをしっかり把握した上で、納得して買いたいですよね。
そこで、このページでは二段ベッドのメリットとデメリットを考えてみたので、紹介していきます。
二段ベッドのメリット
まずは、子供部屋で二段ベッドを使うのに、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
以下の5つが挙げられます。
空間を利用できる
分割できる
子供の自立心を養える
シングルサイズを二台買うより安い場合も
地震対策になる場合がある
詳しくみていきましょう。
空間を利用できる
二段ベッドのメリットで一番最初に思いつくのが、上部の空間を使用できると言う点ではないでしょうか。
もし、シングルベッドを2つ置いた場合にはその分、部屋の面積が多く取られちゃいます。
しかし、二段ベッドならば上下二段にベッドを設置するので、一台分の面積で二台分置けることになるんです。
これは、子供部屋の広さに限りがある場合には、大きなメリットになることでしょう。
分割できる
二段ベッドは、上下二段だけでなく分割して横に並べることで、キングサイズのベッドとして使用できるのもメリット。
そして、2台別々にシングルベッドとしても使えます。
この3通りの使い方ができるのは、小さなお子様がいらっしゃる親御さんには、大きなメリットだと思いますがいかがでしょうか。
子供の成長に合わせた、3WAY活用がうまくできれば、長く使えて経済的にもメリットが多いことでしょう。
子供の自立心を養える
二段ベッドは、適度に子供のプライベート空間を確保できるメリットがあります。
二段ベッドの秘密基地的な空間に、自分の好きなおもちゃや本、ぬいぐるみなどを置くことができ、子供の自立心を育む事が出来ることでしょう。
なかなか、1人で寝られない甘えん坊の子供も秘密基地の様な、二段ベッドなら素直に1人で寝てくれるかもしれませんね。
シングルサイズを二台買うより安い場合も
二段ベッドは、シングルサイズを二台買うより安い場合があるのも大きなメリット。
二段ベッド一つと普通のシングル一つとを比べれば、もちろん二段ベッドの方がお値段は高くなるでしょう。
しかし、ものによってはシングルを2つ購入するよりも、やすくなる場合があるのです。
二段ベッドと、シングル2つの品質と値段を相対的に見極め経済的な負担を減らすことで、メリットを得ましょう。
地震対策になる場合がある
意外にも、二段ベッドは地震対策になる場合もあるのです。
睡眠時の地震で怖いのが、タンスや本棚などの背の高い家具が倒れてきて、その下敷きなることです。
部屋の床に、敷布団を敷いて寝ていたり、低い位置に寝るロータイプのベッドだと、睡眠時の大きな地震で、倒れてきた家具の下敷きになる可能性がありますよね。
その点、二段ベッドならばタンスや本棚と同じくらいの高さがあるので、下敷きになるのを防いでくれます。
さらに、上段の柵や梯子がガードになって下段に寝ていても、下敷きにならずに助かる可能性も十分にあります。
参考記事:二段ベッドはコンパクトなのが人気「これは、使える!」おすすめ4選とは?
二段ベッドのデメリット
次に、子供部屋に二段ベッドを使う場合のデメリットを見ていきましょう。
以下の5つが挙げられます。
天井からの圧迫感がある
上の段は夏が暑い
組立に手間がかかる
地震の時に揺れる
布団の上げ下ろし
それぞれ詳しく見ていきましょう。
天井からの圧迫感がある
二段ベッドのデメリットで思いつくのが、その高さ故の天井からの圧迫感です。
寝転んだ時に上の段は天井が近く、下の段は二段目の底が近いので空間がこじんまりしていて、開放感に欠ける点はやはりデメリットでしょう。
しかし、このデメリットは逆にこじんまりした狭い空間の方が落ち着くと言うお子様には、デメリットがメリットとなるかもしれません。
上の段は夏が暑い
二段ベッドのデメリットとして夏場は上部が暑くることでしょう。
暖かい空気は上へと行く性質がありますよね。
そこへ、更に二段ベッドの上部は、エアコンの冷たい空気が届きにくいデメリットが加わります。
春秋冬は、上段を使いたがる子が、夏になると下段で寝たいと言い出して、下段で寝ていた子と喧嘩になる可能性もあります。
兄弟、姉妹喧嘩がおこり、親御さんにとっても面倒な事となるやもしれませんね。
この夏が暑いデメリットの対策としては、エアコンと扇風機を併用してエアコンの冷気を部屋全体に行き渡る様に循環させてあげたり、
上段に、クリップ式の扇風機を付けてあげるなどの対策を、してあげると良いでしょう。
組立に手間がかかる
二段ベッドは、その高さ、大きさ故に組立に手間がかかる、これもデメリットと言えるでしょう。
通販で購入の場合は、大抵が組立は購入者が行います。
二段ベッドの組立は、最低大人2人以上の人でが必要で、一人では厳しいといえるでしょう。
組み立てるのが、どうしても苦手という人や男手が得られない場合は、大きなデメリットになることでしょう。
どうしても自分で組立は無理、苦手、という場合は購入元に相談して別料金で組み立ててもらいましょう。
組み立てが苦手な人は、更にお金がかかるので経済的にデメリットですね。
地震の時に揺れる
二段ベッドは、高さがあるので地震などが起きたときは、その分、上段は揺れが大きくなるので、これもデメリットではないでしょうか。
高ければ高いほど揺れを大きく感じてしまうので、睡眠中に揺れると、子供が怖い思いをする可能性があり子供にとってもデメリットです。
この場合は、できるだけ太い柱のものを選んだり、耐震設計された二段ベッドを選択したりして、この、デメリットの対策をしてあげてくださいね。
布団の上げ下ろし
二段ベッドは、高さがあるので上段の布団やマットレスの上げ下げは、普通のものよりデメリットがあるかもしれません。
特に、小柄なママさんは高さのある二段ベッドから布団、マットレスを下ろしたり、乗せたりするのに、苦労する可能性があるのでデメリットになるでしょう。
その場合は、二段ベッドでも高さを抑えたロータイプの二段ベッドを選んだほうが、良いかもしれませね。
二段ベッドの選び方
兄弟や姉妹の共同の子供部屋に、二段ベッドの購入を考えている親御さんにとって選び方は悩ましいところ。
二段ベッドの購入など、一生に一度と言っても過言ではないのでしょうか。
ここでは、二段ベッドの選び方のポイントを紹介していきましょう。
以下の4つが挙げられます。
高さ
耐震仕様かどうか
分割して使用できるのか
低ホルムアルデヒドにする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
高さ
二段ベッドの選び方として高さのあるものか、比較的低めのロータイプにするかは、重要です。
高さがあると、下段の下に収納したりできるスペースが十分にあったりします。
しかし、お母さんの布団の上げ下ろしが、大変になったりすることがあるでしょう。
一方、低い二段ベッドだと下の収納などに利用できるスペースは少なくなりますが、お母さんの布団の上げ下ろしなどが比較的、楽になるでしょう。
二段ベッドの選び方、ハイorローあなたはどちらにしますか?
耐震仕様かどうか
二段ベッドの選び方の一つに、耐震仕様かというのも大きな要素と言えるでしょう。
高さがある分、地震の時に揺れやすいことがあります。
上段と下段の接続部分のダボが一本のものや、一本のダボに横からビス止めするもの、ダボを二本使用したものなど、又、ダボが木製か金属製かで選び方も変わるでしょう。
いくつかの耐震仕様があるので、しっかりと確認しておくのがポイントです。
分割して使用できるのか
上下を分割して二台として使用できるのかというのも、二段ベッドの選び方で重要な要素になるでしょう。
分割できないものだと、二段ベッド以外に用途は無いと考えられますが、分割できるタイプだと、二台横に並べて家族みんなで寝れます。
又、子供が大きくなったらシングル一台ずつ別々に使用することも可能です。
用途の多様性を求めるか、一つの用途で良いのかで、選び方も変わってくるでしょう。
低ホルムアルデヒドの商品にする
低ホルムアルデヒドの商品を選ぶのもポイントです。
二段ベッドに限らず殆どのベッドには、塗料や防腐剤、接着剤などが使用されています。
子供の為に、有害物質の少ないものを選びたいという人には、ホルムアルデヒドの量を星の数で表したマークのついた、「F★★★★」(フォー・スター)ものを選んだほうが良いでしょう。
おすすめ二段ベッドの紹介
使い勝手の良さそうな、おすすめのに二段ベッドを探してみたので、厳選して3つ紹介していきます。
【kinion】キニオン
キ二オンの最大の特徴は、別売りのエキストラベッドを使うことで、ダブルサイズにできる二段ベッドです。
上下段共に、エキストラベッドを使うことで両親と子供2人の4人で寝られるので、今までになかった新しい家族の寝室スタイルを実現できます。
キ二オンは、使う人のことを一番に考えた安全設計。
静止耐荷重は、親子2人で寝ても安心な150kg、高さのある2段ベッドでも、揺れたり壊れたりする心配がありません。
【picue regular】ピクエ・レギュラー
⇒2段ベッド【picue regular】ピクエ・レギュラーはこちら
高さをグッと抑えた低めの141cmで、布団の上げ下ろしも比較的にラクにでき、目線は子どもと同じ高さになるので、会話も弾みます。
また、低い二段ベッドの利点として、小さなお子様でものぼり降りしやすく、天井までの距離ができ、圧迫感のデメリットも軽減されます。
静止耐荷重は、上下段ともに150kgでコンパクトなのに高い耐荷重を誇ります。
ピクエ・レギュラーは、子供とママ、両方にやさしい二段ベッドと言えるでしょう。
Georges ジョルジュ
子供から大人まで、長く使える高級感のあるおしゃれで美しいモダンデザイン。
兄弟が増えたら、子供達の大好きな2段ベッドとして、1人で寝るようになったら、上質なシングルベッドとして。
レイアウトを変えながら、10年も15年も先まで見据えた、長いライフステージで使えます。
大人も安心して寝られる様に、静止耐荷重は150kg、お子様が成長して大人になっても安全に使える強度で作られています。
参考記事:二段ベッドのおすすめ!大人用と子供用「マジで使える」8選とは?
まとめ
二段ベッドのメリットとデメリットを紹介してみましたが、いかがでしょうか。
子供さん、親御さん、それぞれメリット、デメリットがありますが、どんなものにも完璧なものはありません。
ある程度のデメリットに対する対策をすれば、二段ベッドも長く便利に活用できるのではないでしょうか。