「和室のインテリアに合うベッドってどんなの?」
和室で寝るには布団、洋室で寝るにはベッドが、普通のインテリアコーディネートのイメージではないでしょうか。
しかし、さまざまな理由や条件で自分の寝る場所が和室になった場合、「和室だけどベッドで眠りたい!」という人も多いことでしょう。
そこで、出てくる疑問が和室にベッドを置くのはインテリア的に合うのか?
または、和室のインテリアに合うデザインのベッドとはどんなものなのか?ということではないでしょうか。
このページでは、おしゃれで和室に合うおすすめのベッドを探してみたので、紹介していきます。
目次
和室にベッドそのデザインとは
和室のインテリアに合うベッドのデザインとは、一体どんなものなのでしょうか。印象に大きく影響するのがフレームとヘッドボードです。
和室のインテリアに合う、フレームとヘッドボードのカラー、形状、素材の条件を考えてみましたので紹介していきましょう。
和室に合うベッドの条件
1.カラー
2.形状
3.素材
カラー
和室のインテリアには、派手で明るい色はあまり似合いません。明るく派手な色を使ってしまうとポップな感じになってしまいます。
和室には、落ち着いた大人なイメージのブラウンや黒、木材の自然な感じがでるナチュラルカラーなどがおすすめです。
形状
和室のインテリアには、シンプルな形状のフレームを選んだ方が良いでしょう。
流線型など、凝った派手なデザインより単純な四角い箱の様な形状がぴったりです。
また、高さは高めより低い方が、和室のインテリアには似合うでしょう。
フレーム全体が床に接しているフロアベッドや、脚の短いローベッドが、おすすめです。
低いタイプなら、和室に敷布団に感覚が近いので、寝たときの感じや第三者が見た雰囲気もマッチするでしょう。
参考記事:ローベッド(低いベッド)の7つのメリットと8つのデメリット!知っておくべきポイントとは?
素材
和室のインテリアに合うベッドのフレームの素材を考えた場合、パイプベッドなどに用いられるスチール素材は、ミスマッチといえるでしょう。
他にも、レザー(合皮)も避けたほうが無難でしょう。
和室のインテリアに合う一番のおすすめは天然木です。
もしくは、籐(ラタン)その他、木材を加工したプリント化粧板などのフレームが、良いでしょう。
天然木の中でも、特におすすめな木材は桐です。
桐は丈夫で湿気にも強く、さらに木材の中でも非常に軽量なので、畳へのダメージも少なく済みます。
和室のインテリアには、やはり自然な雰囲気が良く似合います。
スチール素材を選んでしまうと、なんだか機械的なイメージをもたらしてしまうので、和室には不釣り合いと言えるでしょう。
和室に合うベッドおすすめ7選
和室のインテリアに似合うおすすめのベッドを探してみたので、厳選して紹介していきましょう。
和室にベッドを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
【fiume】フィウーメ
まずはこれ、【fiume】フィウーメ。和室のインテリアにピッタリな素材の天然木である桐を、全てに使用しています。
また、色も自然な感じに近いナチュラルカラーを採用。
床板は、すのこ仕様で通気性が抜群。桐素材なので軽量かつ丈夫で通気性も良い、和室に最適な一台となっています。
籐ベッド
和室でも洋室でも、インテリアを選ばない籐(ラタン)素材のベッド。籐ならではの優しい雰囲気がピッタリ。
軽量な籐なので、折りたたんで移動もラクラク、畳に優しくお掃除もしやすいでしょう。
【Une freise】ユヌフレーズ
和室に使えるフロアベッド【Une freise】ユヌフレーズ。とにかくシンプルな形状のフレームとヘッドボートがピッタリ。
フレームカラーも落ち着いた感じのウォルナットブラウン、木目と色合いがとっても美しい。
【Shelly】シェリー
シンプルな形状のフレームと、ヘッドボードにライトが優雅な雰囲気に。こちらも和室に使えるフロアベッド。
ダークブラウンの色合いが、ラグジュアリー感ももたらしてくれます。和室だけでなく和モダンな寝室にも使えるデザインと言えるでしょう。
【Lotus】ロータス
ステージタイプのアバカベッド【Lotus】ロータス。アジアンリゾートをコンセプトにしたデザインですが、和室のインテリアにも似合うでしょう。
ヘッドボードに、天然素材のアバカを使用していますので、和室の雰囲気を壊さず異国情緒も感じる事ができ、新たな感覚で寛ぎ空間を演出してくれます。
【Rainette】レネット
和室はもちろん、どんなインテリアの部屋にも使える【Rainette】レネット。
四角いフレームの枠の中に、マットレスをはめ込んだだけのシンプルを極めたフロアタイプ。
ヘッドボードを無くすことで最小スペースを実現。感覚は敷布団に近く、寝心地はマットレス。
ベッドで寝たいけど、和室の感じはしっかり保ちたい人におすすめ。
【OPTIMUS】オプティムス
和室に使える【OPTIMUS】オプティムス。マットレスと敷布団どちらでも使用可能なので寝心地は敷布団派だけど、畳に直接敷くのは湿気が気になる人におすすめ。
床板が、すのこ仕様でフレームの下に適度な空間があるので、通気性が良く掃除機やお掃除ロボットが入りやすいので、お手入れもしやす作りになっています。
さらに、フレームは安心の日本製、カラーはダークブラウン、ナチュラル、ホワイトの三色があります。
和室に使うなら、ダークブラウンかナチュラルがインテリア的に相性が良いでしょう。
ベッドを和室に似合わせるちょっとしたコツ
和室のインテリアに似合うベッド紹介しましたが、さらに和室になじむちょっとしたコツも紹介していきましょう。
ベッドを和室に似合わせるコツ
1.カバーやシーツの色
2.枕カバーの色や模様
カバーやシーツの色
マットレスのカバーやシーツまたは、敷パッドの色を畳の色に近い色にすることで、和室に置いたベッドが、より部屋になじみやすくなるでしょう。
畳つまり、い草ですが、一番に思い浮かぶ色は緑ですね。しかし、い草の色は緑と言ってもさまざまな緑があります。
さらに、近年ではい草に色を染めて作るカラフルな畳もあります。
畳の色をよく見て、それに近い色のマットレスカバーやシーツまたは敷パッドを使うことで、ベッドがより和室になじむようになるでしょう。
枕カバーの色や模様
マットレスの上には枕を置いていると思いますが、その枕やクッションのカバーの色や模様を、上手に選ぶとよりベッドが和室になじむでしょう。
たとえば、枕やクッションのカバーの色を畳に近い色を選ぶ、もしくは和をイメージさせる模様や柄のカバーを使うなどで、ベッドに和室のイメージを加えてあげましょう。
まとめ
和室のインテリアに合うベッドの条件と、7種類のベッドを紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
和室にベッド置いて寝る人は最近は多いようで、特に不自然なことでもないようです。
それならば、インテリアコーディネートをよりおしゃれに演出したいものですよね。
今回紹介した、和室のインテリアに合うベッドの条件を踏まえて、似合わせるコツを加えれば、よりおしゃれな和の寝室となるでしょう。