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ローベッド(低いベッド)の7つのメリットと8つのデメリット!知っておくべきポイントとは?

投稿日:2017年5月6日 更新日:

低いベッド
「ローベッド(低いベッド)メリットとデメリットが気になるけど使い勝手はどうなの?」

床に近い位置で寝ることができるローベッドが、近年人気です。

しかし、使用が未体験の人にとってはローベッドの使い勝手、つまりメリットとデメリットが気になるところですよね。

人は誰でも、買ったあとに「しまった、失敗した!」後悔するのは嫌なものです。

そこで、このページではローベッドの主な種類と、その7つのメリットと8つのデメリットを紹介していきます。

ローベッド(低いベッド)の種類

一口にローベッドと言っても、いろいろなタイプがあります。代表的なタイプは『フロアベッド』と『脚付きのローベッド』です。

この2種類のタイプは『低い』と言うことは同じですが、微妙に違いがあるのです。

では、その違いを見ていきましょう。

1.フロアベッドとは

2.脚付きローベッドとは

フロアベッドとは

まず、フレームに脚となるものが付いてない低いベッドを、主に『フロアベッド』と呼びます。

つまり、フレームの底の全面が床(フロア)にくっついて置かれるタイプです。このフロアベッドの中にも多数の種類があります。

たとえば、フレームの枠にマットレスをはめ込むものや、フレームと床板が面一になっていて、そこにマットレスを載せるステージタイプなどがあります。

フロアタイプは、低いベッドの中でも商品によって高さやデザインの違いが大きいのがポイント。

参考記事:フロアベッドのメリット・デメリット!購入前に知っておくべき11個のポイントとは?

脚付きローベッドとは

次に、高さをおさえた低いベッドのフレームに、短い脚となるものが付いているタイプです。

脚のデザインがさまざまで、おしゃれなものが多いようです。

脚付きローベッドは、床とベッドの間にわずかながらの空間があるので、ローベッドの中でも比較的に通気性が良いと言われています。

ローベッドのメリット

ローベッドのメリットは以下の7つがあります。

1.部屋が広く見える

2.天井の低い部屋に最適

3.寝相が悪い人に安心で安全

4.子供や赤ちゃんに安心、安全

5.畳に布団の感覚に近く落ち着く

6.デザインが洗練されておしゃれ

7.比較的に価格が安い

それでは、詳しく見ていきましょう。

部屋が広く見える

ローベッドのメリットとして、部屋が広く見えると言うのがあります。もともとベッドは大きい部類の家具に該当します。

なので、高さのあるベッドは部屋の面積と空間を多くとってしまうのです。

そこで、背の低いローベッドなら高さがない分、空間を広く見せることができるのです。

部屋を広く感じさせるくれるのは、ワンルームマンションや6畳以下の、広さに余裕のない寝室にメリットを発揮するでしょう。

天井の低い部屋に最適

ローベッドは、寝た時に天井との距離が取れるのは、メリットと言えるでしょう。

和室や屋根裏部屋は、その他の部屋よりも天井が低い場合が多いです。

そんなときに、ベッドに高さがあると天井との距離が非常に近くなって、圧迫感を感じてしまいます。

その点、ローベッドならば低い位置で寝ることになるので、天井が低い部屋で寝ても圧迫感は軽減されるでしょう。

天井の低い部屋が、ライフスタイルの中心になることが余儀なくされた場合に、ローベッドが最適です。

寝相が悪い人に安心で安全

ローベッドは、寝相の悪い人にもメリットがあります。

シングルサイズなど横幅にあまり余裕がない場合、寝相が悪い人は転落の可能性もあるでしょう。

そんなとき、高さをおさえたローベッドなら万が一転落しても大きなけがをする可能性が、グッと低くなることでしょう。

子供や赤ちゃんに安心、安全

ローベッドは、万が一の転落時の危険性を大きく減らすメリットがありますが、それは子供や赤ちゃんにも言えることです。

想像してください。ベッドの上で遊ぶ子供や赤ちゃん、高い位置から落ちると大怪我をさせてしまう可能性が。

そのとき、ローベッドならその危険性を大きく減らすことができるでしょう。小さい子供がいる家庭には大きなメリットなります。

畳に布団の感覚に近く落ち着く

ローベッドは、寝たときに『ロフトベッド』や『収納付きベッド』より天井との距離があるため開放感があります。感覚的には畳に敷布団に近いと言えるでしょう。

日本人は、古来より畳に敷布団で寝ていた歴史があります。洋室の部屋が増えた現在でも敷布団を敷いて寝る方が、落ち着くと言う人は多いでしょう。

そんな人にとって、ローベッドは畳に敷布団に近い感覚を維持したまマットレスで寝られるので、メリットになるでしょう。

デザインが洗練されておしゃれ

ローベッドは、高さをおさえた分、スタイリッシュで洗練されたデザインが多いのもメリットと言えるでしょう。

ヘッドボードやフレーム、脚などのデザインにおしゃれなものが多いので、寝室のインテリアにこだわりたいにもローベッドはおすすめです。

比較的に価格が安い

ローベッドは、フレームに収納や高さ調節などの機能がありません。

なのでその分、部材が少なくてすみ材料費や梱包(こんぽう)のコストが削減されるので、価格がおさえられてます。

同じ素材や同等の品質なら、高いベッドよりローベッドの方が価格は安くなっているでしょう。

価格が安いのは、万人に共通する大きなメリットですね。

ローベッドのデメリット

ローベッドのデメリットはどんなものがあるのでしょうか。特に気になるところですよね。

以下の8つがあります。

1.湿気がこもりやすい

2.睡眠中にほこりを吸いやすい

3.起き上がりにくい

4.掃除機が入らない

5.収納力がない

6.腰掛けにくい

7.冬は寒い

8.実店舗では取り扱いが少ない

それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。

湿気がこもりやすい

ローベッドは、高さがあり寝床の下部に空間が広く空いている構造のベッドと比較すると多少、湿気がこもりやすいデメリットがあります。

特に、フレーム全体が床と密着して隙間がないタイプのローベッドは、通気性があまり良くないので空気が流れず滞留しやすいのです。

湿気がこもりやすいと気になるのがカビです。梅雨の時期は特に注意しなければなりません。

参考記事:フロアベッドにカビを発生させない!簡単すぎる10個の対策とは?

睡眠中にほこりを吸いやすい


ローベッドは、睡眠中にほこりを吸いやすいデメリットがあります。ほこりは部屋で人が活動中の時間は常に空中に舞っています。

しかし、人が睡眠に入り部屋の空気が動かなくなると空中に舞っていたほこりは、地面に落ちて行くのです。

そのときに、ローベッドは高さのあるものと比べると、比較的にほこりを吸う量が増えてしまうのです。

喘息(ぜんそく)やアレルギーを持つ人にとっては、大きなデメリットになってしまうでしょう。

起き上がりにくい

ローベッドは、高さのあるものに比べると起き上がりにくいのもデメリットです。これは若い健康な人には特に不便と感じないでしょう。

ですが、お年寄りやひどい腰痛、膝痛を抱えている人にとってはローベッドから起き上がる際は苦労するでしょう。

なので、腰と膝に不安のある人はローベッドを選ぶのは避ける方が無難です。

掃除機が入らない

ローベッドは、床を掃除する時に掃除機が入らないのもデメリットと言えるでしょう。

ローベッドは、フレーム全面が床に接しているか、もしくは脚が低く下の空間が非常に狭いために掃除機が入りません。

そのため、床下を掃除するときはマットレスと床板を外さなければならないのは、掃除をする人にとってはデメリットになるでしょう。

収納力がない

ローベッドには、高さのあるベッドのように収納力がないのもデメリットと言えるかもしれません。

高さをおさえた分、下に空間がないので引き出し収納などの機能を付けることが、できないのです。

一人暮らしで、ワンルームマンションなど部屋の広さに余裕がない場合、ローベッドだと下に収納ができなのはデメリットと言えるでしょう。

ローベッドは上部の空間は広くなりますが、下部の空間は収納として活用できないのです。

ローベッドを選ぶ時点で収納機能はない、という前提で考えておくのが無難。

収納があるとすれば、ヘッドボードに小物を入れる為の小さな引き出し程度の収納でしょう。

腰掛けにくい

ローベッドの思いがけないデメリットに腰を掛けにくいと言うのがあります。

一人暮らしの部屋では、ベッドをソファー替わりに使っている人も多いことでしょう。

高さのあるベッドなら、ソファーに座る感覚で腰を掛けることができますが、ローベッドだとそうはいきません。

一人暮らしの狭い部屋で、できるだけ家具を少なくしたい人には、ソファーの様な感覚で座れないのはデメリットと言えます。

冬は寒い

冬が寒いのもローベッドのデメリットと言えるでしょう。

冷たい空気は、下へたまりやすい性質があるので低い位置で寝ることになるローは、高さのあるのもに比べて冬は寒くなる傾向にあります。

特に、フローリングの床でローベッドを使うと冬は、床の底冷えで冷気の影響を受けやすくなってしまいます。

実店舗では取り扱いが少ない

ローベッドは、ニトリやIKEA(イケア)、無印良品などの実店舗を設けている販売店では、取り扱いが少ないのもデメリットと言えるかもしれません。

実店舗では、在庫の数やデザイン、サイズなど、取り扱いの範囲が狭く選択肢が限られてしまうでしょう。

ローベッドの取り扱いのメインはネット通販です。ネット通販なら在庫数やデザインは豊富。

また、サイズもシングルからセミダブル、ダブル、クイーン、キングさらにワイドキングなど幅広く展開しています。

しかし、ネット通販では実物を見たり寝心地を確認したりできませんよね。

事前に商品に触れたり試したりしないと不安という人には、ローベッドを選ぶ際はデメリットを感じるかもしれません。

おすすめ3選

ローベッドのおしゃれで使い勝手が良く、安い、デメリットの考慮された構造、そんな商品を探してみたので厳選して3つ紹介していきます。

【ベルモット-VERMOUTH-】


北欧風のローベッド【ベルモット-VERMOUTH-】はこちら

空間を圧迫しないローベッドでありながら、ある程度下にも空間をもたせることで、通気性を確保し、掃除もしやすくなっています。

床板もすのこ仕様になっていて、隙間が空いているのでさらに通気性がアップ、ローベッドの中では非常に空気を通し易く湿気がこもりにくい構造になっています。

デザインは北欧テイストでとってもおしゃれ、からーはウォールナットとオークの2色から選べ、サイズはシングル、セミダブル、ダブルと3種類を展開。

【Legacy】レガシー


フロアベッド【Legacy】レガシーはこちら

商品名はフロアベッドとなっていますが、下にわずかに空間がありマットレスをはめ込むフレームにも、隙間があるので通気性が確保されたローベッドです。

また、床板は網の目状になっているメッシュ仕様なので、空間が多くローベッドの中では通気性が高いと言えます。

デザイン的には、ヘッドボードとフレーム全てがマッドブラックのスチール製なので、とにかくかっこいいクールな部屋を演出するのに最適なローベッドです。

【Diner】ダイナー


フロアベッド【Diner】ダイナーはこちら

フレームの底の全面が床に付いて、そのフレームの枠の中にマットレスをはめ込むタイプのローベッド。

床板は通気性を考えた杉のすのこ仕様に、すのこの裏にはプラスチックの脚が付いていてフェルトを張り付ければ、床の傷防止も万全でデメリットが考慮されています。

デザイン性に関しては、ヘッドボードの両サイドに付いたライトがとにかくおしゃれ。寝室のインテリア性が一段と高まるローベッドです。

まとめ

ローベッド(低いベッド)のメリットとデメリットを考えてみましたがいかがでしたでしょうか。

一人暮らしの部屋や狭い寝室にローベッドは人気ですが、低さはときにデメリットになってしまう場合もあります。

しかし、メリットとデメリットはどんなものにも存在します。

自分の部屋の環境や生活スタイルと照らし合わせて、メリットとデメリット両方を相対的に見てみるのが、ローベッドを選ぶ上で大切でしょう。

参考記事:跳ね上げ式ベッドの使い勝手はどう?購入前に知っておきたいメリット・デメリット!



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